受講生の声Voice
英会話コース 中級 受講生
英会話を学ぼうと思ったきっかけ
修士課程に入学してすぐに自分の研究内容について国際学会で発表する機会を得たのですが、学部の4年間ほとんど英語を勉強していなかったということもあり、英語の発表や質疑応答にこなす能力が全く身に付いていませんでした。その時、学会本番までは2か月しかなく、短期間で英語を話せるようにならなければと思い、英会話教室を探し始めました。
KECを選んだ理由
最初に関西の英会話スクールを検索していた時にKECを知りました。その時に「真剣に学習する人のみ募集」というキャッチコピーが強烈で、印象に残ったことを覚えています。レッスンが相当厳しいのだろうか、という不安もありましたが、やるからには真剣を学ばないと力をつけることはできないと感じ、KECを選びました。
KECで受講したレッスン内容
学会で発表するまでにほとんど時間がなかったので、まずは夏期集中特訓に申し込みました。2コース(計6日間)に申し込み、最初の3日間は理論クラスの初級前半を受講し、英会話で役立つ基礎的な単語や文法を学びました。後半の3日間はフォニックス・リズムリンキングのクラスを受講し、それまでほとんど意識したことがなかった発音記号について、その区別や発声の仕方を理論と実践の両面から学びました。
英会話では即興で英文を作成し発話する必要があるため、KECではその能力を向上させるために基本的に予習は求められません。その代わり一度学んだことをしっかりと定着させるため、復習に力を入れることを求められます。復習に力を入れるという勉強法は私のやり方にとても合っていたため、夏期集中特訓を終えた後は、そのまま継続して理論コースを受講しました。現在は中級レベルのクラスにあがり、それまでに学んだ知識を活用しながらより高度な英文を話すための練習をしています。
KECの良かった点
何よりもまず、質の高い指導と教材だと思います。単語や文法に関する指導においても、単なる表面的な暗記ではなく、その背景にある関連知識、単語の使い分けなど、非常に丁寧に教えてくださいます。そのため、毎回の授業で新たな発見があり、深い知識の獲得と学ぶ意欲の向上につながっていると思います。
教材も非常に緻密に作り込まれていることが感じられる内容です。重要な単語や文法事項は繰り返し登場し、関連用法についてもカバーされています。繰り返し登場するような重要事項に関しては、覚えているかどうかの確認を先生からされることが定期的にあります。「以前習ったこと自体は覚えているがちゃんと思い出せない」ということも多々ありますが、そのような機会があることでもう一度復習しようと思えるため、知識のさらなる定着につながっていると思います。
少しずつ毎日英語の勉強を続けていくことで、今では自分の英語力が最初と比べて、もの凄く向上しているという実感があります。そして、それにより英語学習が楽しいと思えるようになってきたと思います。
英語を活用したエピソード
KECに通学を始めてから毎年国際学会に参加して発表する機会がありましたが、年を経るごとに、発表や質疑応答のクオリティを着実に上げることができている実感があります。直近で参加した国際学会では、研究内容だけでなく、英語での発表や質疑応答の全体のクオリティも評価され、(英語が母国語である海外の研究者も参加する中)「Best Oral Presentation Award」(最優秀口頭発表賞)を受賞することができ、とても嬉しかったです。今後、海外の研究者たちと直接話をする機会がたくさんあると思いますが、そのような場においてもしっかりとコミュニケーションをとることができるという自信がついてきました。
また、英語での論文の執筆においても、KECで学んだことが非常に役に立っていると感じています。初めは翻訳ソフトなどを使いながら日本語を英語に直していく作業が大半でしたが、最近では徐々に英語表現の幅が広がってきており、難しい単語を調べるときや文法が正しいか少しチェックする時以外には、あまり翻訳ソフトを使わなくても英文を書くことができるようになってきました。
今後の展望
KECで学んだことを土台としてさらに英語力を向上させ、研究成果のアウトプットや海外の研究者とのコミュニケーションを難なくこなせるような、国際的な場で活躍できる研究者を目指しています。
今後英会話を学ぼうとされる方々へのメッセージ
英語は一朝一夕で身に付くものではないため、とにかく継続が重要です。自分一人では英語学習の習慣づけは難しいですが、KECでは熱心で細やかな指導と手厚いサポートで私達の英語学習を支援してくださいます。英語を学びたいという熱意がある人、表面的でない知識を身につけて英語力をさらに向上させたい人にとって、KECは最適な場所だと思います。