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TOEFL iBTのスコアアップを目指す方へのミニアドバイス(ライティング編)文字数、時間、ミスについて
- 2017年02月22日
こんにちは。前回のエントリーでは、TOEFLのライティングセクションにおける注意事項をいくつか補足しますとご案内しておりました。今回はその補足内容について、手短に触れたいと思います。
字数を意識せよ
TOEFLの、特に第二問の独立問題で顕著なのですが、字数を意識しなくてはなりません。多くの日本の学習者、受験者が「最低でも300字を書きなさい」と指示をされると、330字ぐらいを意識するようですが、はっきり言ってそれでは足りません。第二問では500字を書くぐらいの気持ちでいてください。文字数不足が原因で減点を食らうことはありますが、文字数オーバーで減点になることはありません。
ここできっと読者の皆さんは落胆しておられるかもしれません。「書くのは難しい行為だと強調しておきながら、たくさん書けと言うのか」という具合に。しかし、文章は実は短く書くことよりも長く書くことの方が簡単なのです。俳句を意識してみてください。五七五の17文字の中に俳人の世界観が表現されますが、全ての人がそうした言葉の力を有しているわけではありません。もっと卑近な例ではサラリーマン川柳を思い浮かべてもよいでしょう。2016年のグランプリ作品は『退職金 もらった瞬間 妻ドローン』(元自衛官)というものですが、悲哀と世相とユーモアを同時に表現する力には脱帽するしかありません。ことほどさように、短く簡潔に書くことは難しいことなのです。なので、練習に臨む皆さんには、安心して長い文章を書いてほしいと思います。
時間を意識せよ
同時に、ライティングは時間と勝負でもあります。実際にはPC画面上に時間が表示され、それが刻一刻と減っていくのですが、あの時間に追われる感覚にも慣れて頂きたいと思います。締め切りに追われると頑張れる人も意外に多いのではないでしょうか。私も、子供の頃は、夏休みの宿題は最後の3日間で片付けるタイプでした。時間との付き合い方を顧みて、時間を敵ではなく、味方にするようにしてください。
細かいミスは意識するな
これはETSそのものが明言していることですが、細かなミスは気にしないでください。細かなミスというのは、their を thier 、moreを nore と綴ったりするようなスペルミス、そして a なのか the なのかといった冠詞のミスです。これらは基本的に減点はされませんので安心してください。それよりも、大きなビジョンで自分の意見や、読んだ&聞こえた情報をまとめることに意識を向けるようにしてください。そうすることで、精神的にリラックスできます。
以上、ライティングにあたっての補足注意事項です。参考になれば幸いです。
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