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英検®1級、英検®準1級リーディングで高得点を取るために

皆様こんにちは。KEC外語学院の塚田です。夏が近づいてきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。来月のお盆休みに英語に「真剣に」取り組もうとされている方もいらっしゃることと思います。今回は、英検1級、英検準1級リーディングで高得点を取るための学習法についてお話しさせていただこうと思います。

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英検1級、英検準1級リーディング問題の特徴 

英検1級、英検準1級リーディング問題の特徴として、まず、語彙レベルの高さが挙げられます。1級の場合は10,000語~15,000語レベルであり米国・カナダの大学留学の際に受験を求められるTOEFLiBTと同レベルの語彙力が必要となります。準1級でも7,500語レベルの語彙が必要となり、TOEICと同レベルと言えます。しかし、英検の場合、TOEICTOEFLと比べて設問の選択肢がトリッキーであるために、英文に対するより正確な理解が必要になる、といえます。例えばTOEICの場合は「英文の全てが理解できていなくとも解答できる」のに対し、英検の場合は「理解があやふやだと選択肢の全てが正解に見える」という状態になりかねません。さらに、英文の内容が理解できれば解答できるというものでもなく、英検の大問2の場合は、空白部分の前後の論理関係を把握する必要があり、大問3の場合は4択の選択肢の一つ一つを本文の該当部分と照合させる必要があります。

  

なんとなくわかる = ほとんど何もわかっていない 

まずは英文を正確に理解できるようになるための学習、すなわち「精読学習」が必要です。日頃英文を読んでいて「ところどころよくわからないところがある」という人は、ココで初心に戻り、精読学習からスタートさせましょう。「なんとなくわかる」というのは「自分は分かっているという錯覚に陥っているだけ」であり、実は「ほとんど何もわかっていない」のと同義です。精読学習の為の教材は、大学受験用の英文解釈の参考書が優れています。英文をある程度正確に理解できるようになれば、読解速度を上げていくために、多読学習に移りましょう。多読学習と言えば新聞や雑誌などが思い浮かぶ方もいると思いますが、この段階でも「日本語訳が付いている題材」をお勧めします。日本語訳が付いていれば、自分の理解が正しいかを確認できるからです。英検1級レベルの題材も、大型書店に行けば日本語訳付きのものがあります。因みにですが、大学入試問題の中にもおすすめの題材があります。例えば早稲田大学社会科学部の入試では、英検でも使用される “TIME” “The Economist” がよく使用されます。一度トライされてはいかがでしょうか。

 

問題演習は、やはり過去問(『全問題集』)

最後に、問題演習の題材としては「過去問に始まり過去問に終わる」といえます。『全問題集』を最低でも3回は繰り返しましょう。

1次試験に合格されましたら面接試験ですが、KEC外語学院では、英検の面接試験の合格率が極めて高いです。その秘訣をまずは無料体験レッスンで味わってみて下さい。

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この記事の筆者

塚田 清高Kiyotaka Tsukada

9年間にわたり多国籍企業にて外国人の人事関係業務に従事。その後7年間、予備校での受験生を対象とした英語指導、企業での社会人を対象とした英語指導に従事。予備校では受講生に英文法の本質を理解させ、読解力を伸ばす指導を行う。社会人に対しては英文雑誌を翻訳するための「英文翻訳講座」、日本文化を英語で説明するための「英会話講座」、TOEICスコアアップを目的とした「TOEIC対策講座」を担当し、受講生の効率的な英語力アップを図った指導を行う。

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