KEC外語学院ブログBlog

ライブ版・語彙講座のご報告とご案内

語源・町のお医者さん・水守勤三です。先日、本の前書きにある「この道に入って19年が経過し…」という筆者の自己紹介を読んでいて、「そうかぁ、19年か、色々と勉強されたんだろうな」などと思っていました。本屋さんからの帰りに「うぅ、自分はこの道“40年”だ」などと変な感心をしてしまいました。

さて、今回は、1117日に実施しましたライブ版・語彙講座(対象:高校1・2年生)に触れてみます。当日は80分でしたので、ここではテンポよく行きます。付いてきてください。

次の単語の意味がいくつ言えるかチェックしてみてください。

outcome, embody, secretary, partial, compromise, domesticate, designate

如何でしたか。意味のご案内もしないままに次へ。上の7つの単語にある共通性はなにでしょう。

また答えをご案内しないままに。今度はいくつ意味が言えるでしょうか。

gradually, sensible, adequate, evaluate, concentrate, prejudice, simultaneously

如何でしたか。もう次の質問を予想されていますか。そうです、この7つに共通する特徴は?

ではでは、またまた次の問題です。

possible – impossible, regular- irregular 。では、この関係を活かして、次の( )に入る適語とは。

part – (         ), avoid – (         ), media –  (         )

続いて、次の問題です。

describe – description, distinguish – distinction。 なぜ品詞を変えただけなのに、bpになったり、gcになるのでしょうか。

では、最後の問題。次の単語にある共通性とはなに。

monotonous, decade, bilateral, octopus, simple, December, bicycle, quadruple

こんな感じでした。

高校1年生の出席者が、講座終了後に、次のようなことを言ってくれました。「decade は“でっかいど!10年”と覚えたけど…?」・「=medi”が無いから“即座の・直接の”だったんだぁ」この一言だけで、準備の苦労がすべて吹っ飛んでいきました。

最後にご案内です。1222()午後8時30分から、KEC近畿予備校・枚方本校にて、上記の内容で語彙講座を行います。対象は高校生ですが、「そんな中でも出てみたい!」と言って頂ける方はご連絡をください。(連絡先:mizumori@kec.ne.jp)お待ちしています。お越し頂けない方に向けて、上記の問題の答えは、年末のブログでご案内させて頂きます。

日常的な英単語の語源を探る

 

KEC外語学院 枚方本校

この記事の筆者

水守 勤三Kinzo Mizumori

大阪市出身。関西外国語大学・英米語学科卒業後、KEC教育グループ(英会話・予備校部門)入社。一貫して英語教育の第一線で現場指導に携わると共に、カリキュラム・指導法開発を担当。それに並行して、KEC独自の「TP指導システム」開発にも携わる。数十年の語学・英会話指導経験から、日本人が英会話を習得するうえでの学習・指導ポイントを熟知。「学習する者は教える者の人間性と意気に感じる」を信条に、授業に情熱を注ぐ傍ら、今も指導法の研究を続ける。

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