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初詣で英単語!        

明けましておめでとうございます。語源担当の水守勤三です。今年も単語の楽しさ、親しみやすさ、また、奥深さをお伝えしていこうと思います。よろしくお願い致します。

さて、もう初詣にはお出かけになられたでしょうか。大辞泉には初詣を『正月、その年初めて社寺に参拝すること』と書かれています。
そこで、突然ですが、次の英文に挑戦してみてください。

I am contemplating a trip to Europe.

His memory is enshrined in my heart.

英語で日本の話をする時などに登場する『お寺・神社』を、それぞれtemple, shrineと記憶しておられると思います。

上の文に、そのtempleshrineが含まれていることに気付かれたでしょうか。

学生時代に私は、temple, shrineとは何の関係も考えずに、『contemplate=沈思黙考する、じっくり考える』・『enshrine=秘める・大事にする』などと覚えました。

40歳代後半に語源の本を集中的に読みましたが、多くの本がcontemplateを取り上げていて、私風の解釈では『政治を行う人たちが、寺=templeに籠り(=と一緒に=con-)、考えをめぐらせたことからcon-+temple+-ate』と紹介されていたように記憶をしています。昔は政が神の威光を活用していたのだろうなと感じたものです。

『神社=shrine』はtempleとのセットで覚えていましたが、enshrineshrineと関連しているとは語源を意識するまでは気付けませんでした。いざ語源で見てみると、『en-=in-=中へ』⇒『神社の中へ⇒祠(ほこら)の中へ⇒箱の中へ⇒秘める・大事にする』となり、イメージとして持つことができるように思います。

私の“妄想”は、templeから『こめかみ=テンプルは関係するんだろうか?』とか『プレゼンテーションのテンプレートはどうなんだろうか?』等々、お話ししたいことは次から次へと繋がっていきますが、今年は、『ブログらしい短さ』も少しは意識してみようと思いますので、後はみなさんにお任せしようと思います。

今年はあまり体系化を意識せずに、語源にまつわる『四方山話』という感じで進めていきます。肩の力を抜いてお付き合いください。

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