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本を読めば英会話力UP!?:多読・多聴のススメ

さて本日は久々に、TIME for Kids の記事を一つ紹介します。6月3日付の「So long, sweets」からです。

Do you have a sweet tooth?(甘いものは好きですか?)というセンテンスから始まり、最近のアメリカの子供たちは砂糖の多く含まれる菓子類を食べる量が減ってきている、という内容です。
記事中の英語に目を向けると・・・
Since March 1, 1980, the NPD Group has been surveying households across the United States about how they eat.
During that time, each individual keeps a tally on how many sweets and sugary treats he or she consumes.
“It’s not a question of whether or not you’re going to have a sweet,” said Balzer.
“It’s a matter of how frequently you’re going to have a sweet.”
のように、いわゆる「間接疑問」と呼ばれる文法項目が数多く使われています。
KECのECOPテキストではセクション230から、学習しますね。
学習した表現に、このように数多く出会うことでより文法の定着度が高まります。
⇒数多く出会う中で文法(=語順)に自信が持てるようになると、ためらわずに口から英語を出せることにもつながります。
⇒つまり、「話せない」というのは、自分の発する英語に自信が持てないから話せない、という側面も存在するということです。
・・・本をたくさん読む(多読)、たくさん聴く(多聴)が推奨される理由の一つは、こういうことです。それが英会話力の向上に間接的につながるからです。

ではどれくらいの難易度のものを、どれくらいの期間読めば(聴けば)良いのか?
難易度としては、辞書を引かないと分からないような語句が多い素材は、あまり適しません。
辞書引きや英文の分析が多くなってくると数多くの文型に触れ、英語の発想を身に付けるという目的から外れてしまうからです。
語学習得の理論に照らし合わせると、未知語は全体の5%以下に留めるべき、という考え方があります。「自分があまりストレスなく読める素材をマイペースで続ける」のが良いですね。
ではどれだけ続ければ良いのか・・・(ex. 読解ならペーパーバックを何冊読めばいいのか)
どれだけ本を読めば英会話力に良い影響が出るのか?
これに対する答えは個人差があるので出せません。
読む素材も違えば、個人の能力や学習量によっても変わってくるでしょう。
また、「100冊やれば必ず上達」などと数値を出す意味もあまり感じられません。
本当にマスターしたい事柄なら他人に成果を約束されないとできないということはないはずですね。
英語学習以外を例にすると、大学受験では・・・「受かるかは努力次第だが、本当に行きたい大学なら頑張る」
仕事においても・・・「成功できるかどうかは努力・工夫次第だがとにかく全力を尽くす」
ということを、私たちは普通に行っています。  
本を読めば知識や語彙力が増え英会話力アップ

この記事の筆者

KEC外語学院KEC Foreign Language Institute

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