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暗記=非効率と思っていませんか:英会話が上達しない理由

英会話が上達しない理由を詳しく解説

英会話上達は「どう覚えるか」がカギ

本日は久しぶりに Dr.K に登場してもらいましょう。
本日のよくある質問:「英文の暗記に意味はあるのか」

インタビュアー(以下、I)「博士、英語を学習するのに暗記は必要ないと断言されている人もいると思いますがそれは本当ですか」
Dr. K(以下、K)「暗記、というとともすればネガティブなイメージがありますが、どんな学習者であれ、“覚えていなければ、話せない、上達しない”というのは事実な訳で、あとは“どう覚えるか”の問題です。」
I 「というのは?」
Dr. K 「例えば小さな子供が、24時間習得したい言語に囲まれているのであれば、原則“暗記”は不要です。子供は体験的に学習する能力に長けているので、いわゆるシャワーを浴びるように言語に接しているだけで身に付きます。これは、私たちが日本語を身に付けた過程で説明が付きますね。私達も決して暗記して日本語を見に付けた訳ではなく、自然と覚えたのです。」
I 「では、暗記が必要となるのはどんな学習者ですか?」
Dr.K 「いい質問です。上記を踏まえると“成人しており”“習得したい言語を自然に吸収できるだけの環境に無い学習者”が当てはまります。」
I 「留学しても英語が身に付かない人が多いと聞きますが」
Dr.K 「そうです。それは成人すると“自然に言語が身に付く”という能力が衰えていることの証拠です。単に英語漬けの生活を送っていれば身に付くのであれば、特に長期留学帰りの人は皆それなりに英語ができるようになっているはずですが現実は違います。留学するだけでは身に付かず、留学先で意識的に英語を使う機会を増やすなどの努力を要します。」

意識的に英語を学ぶ


I 「では、日本国内で英語を学習する人は、どのように学習したらよいのでしょうか」
Dr.K 「先に述べた通り、英語を“自然と吸収しようにも四六時中日本語に囲まれている生活では、楽をして言語が身に付くということはまずあり得ません。子供の頃のように放っておいても習得したい言語(=英語)が耳に入ってくる訳ではありません。もちろん、英会話を習得する上で英語に接する時間を極力増やすことは有効ですが、それ以上に“意識的に英語を学ぶ”ことが大切です。」
I 「意識的に学ぶ、とは?」
Dr.K 「暗記、と一言で言っても幾つかのコツがあるんです」

-次回に続きますー

この記事の筆者

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