KEC外語学院ブログBlog

見慣れた単語でワンランクアップ!:英会話に必要な単語の覚え方

単語の接頭辞とその意味

語源・町のお医者さん・水守勤三です。

TDLやUSJを始めてとして町の至るところが、ハロウィンの終了とともに、クリスマスモードに切り替わり、きれいなイルミネーションが目に飛び込んでくる季節になりました。そろそろ今年一年を振り返る季節ですが、2016年は如何ですか。このブログを通して『英単語アレルギーが少し薄れた』とか『英会話の深さを感じた』という感想を持って下さった方がおられれば最高の幸せです。

さて、これまでに取り上げた接頭辞を数えると、ちょうど40になりますが、年内の3回で、接頭辞にひと段落を付けてみましょう。では、早速、問題です。

次のそれぞれの語に共通する接頭辞は何でしょう。また、その意味は言えるでしょうか。 large, sure, act, title, rich, danger, courage, body, joy,… いくつかを文の形にしてみます。

It will ( sure ) your success.
I’m sure this blog ( rich ) your vocabulary.
The dugong is a highly ( danger ) species. }
He ( body ) his idea in paintings.
He is ( title ) to the promotion.

もうお気づきですね。接頭辞の”en-“です。名詞や形容詞の前に付き、他動詞化する力を持っています。あまりにもお馴染みの覚え方過ぎたためか、まだ取り上げていませんでした。申し訳ございません。

”en-“を用いたその他の単語

この接頭辞の面白いところは、接頭辞を外して残る語幹に馴染みのあるものが多いことかも知れません。正に上に挙げたlarge, sure, act, title, rich, danger, courage, body, joyはどれも意味が浮かぶ語です。これらに付けるだけで、意味が深まるお得な接頭辞と言えるでしょう。

large        ⇒ enlarge         ⇒ 大きくする
sure         ⇒ ensure          ⇒ 確かにする=確実にする
act           ⇒ enact            ⇒ 動くようにする=制定する
title           ⇒ entitle           ⇒ 名称を与える・資格を与える
rich           ⇒ enrich           ⇒ 豊かにする
danger     ⇒ endanger      ⇒ 危険にさらす
courage   ⇒ encourage    ⇒ 勇気づける
body        ⇒ embody        ⇒ 具体化する
joy           ⇒ enjoy            ⇒ 楽しむ

bodyがembodyと、”em-“に変化する理由が分かりにくい方は、このブログの第2回(2015/2/2)の記事をご覧ください。

上記以外にも、語源を引けば記憶の安定が変わる語としては、 enchant, enhance, endure, enroll, embrace, embarrass, envelope, endorse などがあります。

また、接尾辞に同じ機能を託す”-en”として、”deepen, widen, strengthen, lengthen, sicken”や、 前と後ろの両方に付ける”enlighten, embolden”などもいます。

『前か後ろに”en-, -en”が付くものは、それらを外して語源を確認!』を習慣化してみてください。

次回は、複数の接頭辞を扱ってみます。お楽しみに。

英会話に必要な単語の覚え方とは

この記事の筆者

KEC外語学院KEC Foreign Language Institute

大阪・京都の英会話スクール KEC外語学院|初心者の日常英会話6カ月マスター~プロ・通訳レベルまで驚異的な上達を可能とする独自のTP指導方式で目標達成公約! 真剣に学習する人のみ募集!できなければ出来るまで、熱誠指導に一切の妥協なし!大阪[梅田/枚方]・京都[烏丸御池]でTOEIC・TOEFL・英検・通訳も学べる英会話教室です。各種講座の無料個別ガイダンス・無料合同説明会・無料体験レッスンも開催中!

Facebook シェア
Twitter ツイート
LINE LINEで送る
はてなブックマーク
   

関連情報

Category

Archive