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英会話学習法:「国のために力を尽くしてきた」

本日は3/6付の TIME for Kids からの記事です。

ベネズエラのチャベス大統領が癌でお亡くなりになったというニュースが入りました。
生前の功績は記事を読んで頂ければ分かりますが、表題の「国のために尽くした」あるいは「会社のために尽くしている」といった表現は、どう英訳されているか。
非常にシンプルです↓
 He has done so much for the country.
会社のために尽くしている人であれば、
 I’m doing so much for my company.でOKです。
過去の記事で何度も繰り返していますが尽くす = contribute(一例です)と日本語にそのまま対応するような英単語を増やすことも一つの学習法ですが長年の教師経験上、我々日本人は単語を増やしても、使えずに眠っている語彙の方が多くなる傾向があります。

確かに一般的には「読んで分かる語彙」と「実際に使える語彙」に差があるのは認められますし、英語を話す機会が無い、あるいは資格試験でのハイスコアが重視されている、といった環境面での問題もあるのですが、結構根深いのは不足思考が語学上達を妨げている、ということです。
つまり「今の語彙では“足りない”」と考える思考です。
ちゃんと目を見開けば、改善策は目の前に転がっているのに、打開策は「どこかにある」、という考え方です。
ここで一つアドバイスさせて頂くと「今手元にある単語帳に習熟すれば心配しなくても表現は増える」ということです。
もちろん英会話においてはAをすればBができる、というような単純な図式ではなく様々な要因があることは事実ですが、何でもないことでも徹底してやることで道が開けてきます。
私の担当させて頂いているHさん、1年くらいで簡単な日常会話はできるようになりましたが、当時ECOP(KECのオリジナルテキスト)の中3範囲までは「日→英」の瞬間英作文ができていました。

よく「もともと優秀な人を例に挙げるのは如何なものか」という意見を聞きますが、仮に優秀と私たちが考える人間が、裏で相当な努力をしているとしたらどうでしょうか?Hさんは、夢にECOPの例文が登場し、うなされるくらい、それこそ週に10時間以上という単位で練習されていました。
自分より優秀、とみなす人がそれだけの勉強「量」を確保している。その人達よりも劣っている、と自分をみなすのであれば、
 ① その人達よりももっと努力する
 ②「極めて質の高い学習法」を発見・開発する
 ③ 英語との付き合い方を限定的なものにする
これらのいずれかの方向性が考えられます。
まず、②は現実的ではありません。それでも、教師や身近な人のアドバイスを聴き効率をあげる努力はできます。
③は「自分の趣味や業務の範囲内で、支障なく英語が使えればOK」という考え方で、これからの日本でもっとも必要になってくる姿勢だと感じています。ただし、「ペラペラ話したい」といった欲求を満足させるには足りないケースが出てきます。

いかがでしょうか。英会話を上達させるための一つの学習法と捉えて頂ければと思います。 


英会話の正しい学習法を身に付ける

この記事の筆者

KEC外語学院KEC Foreign Language Institute

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