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TOEICを上げたいならTOEIC対策?:英会話コース受講生の声

英会話学習を通してTOEIC大幅スコアアップを目指そう

こんばんは、今日はホワイトデー!ですが逆にチョコレートを2つも頂いて上機嫌の Kei です。
昨年度TOEFLコース受講のMさんが見事国際国流基金のプログラムに合格され、渡米・2年間の勤務をされることになりました。嬉しい!
さて今日は体験談を一つ、ご紹介します。
英検1級に合格された、小川恵子さんです。
学習者の方の参考になる部分も多いと思います。
是非そのまま、お読みください。
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<KECとの出会い>
KECとの出会いは、16年前にさかのぼります。アメリカでの1年間の高校留学を終えて帰国し、大学受験に向けてKECの予備校でお世話になったのがきっかけです。当時、英語力はまだまだでしたが、留学で積極性だけは身に付いたようで、授業ではいつも手を挙げて質問していたことを思い出します。先生方は皆さん親切で、学校の雰囲気はとてもアットホームでした。その頃からKECは私にとって居心地の良い学びの場となりました。

大学時代・卒業後

大学では何か新しいことを勉強したいという理由でスペイン語を専攻しましたが、英語の授業もたくさん取り、自分なりに英語学習を続けました。社会人になってからは英語に触れる機会が極端に減ってしまったのですが、転職をきっかけに、再び英語と向き合うチャンスを得ました。大学で留学サポート業務に3年半携わる中で、毎日大量の英文メールを読んだことが功を奏し、就業前は780点だったTOEICが900点に伸びました。大学での契約が終了し、再び英語から離れてしまった頃、KEC外語学院での短期講座を知り、早速申込みました。
内容が面白く、勢いが付いた私は、その後「語彙力養成講座」を受講、さらには、留学の予定などないにも関わらず、3ヶ月間の「TOEFL iBT対策コース」を受講しました。
基本的に語学の勉強が好きな私にとっては、どのコースも大変ではあるけれどやりがいのあるものでした。先生方がとても親身に教えてくださるので予備校時代同様に、楽しく学習することができました。これらのコースを終えて、再びTOEICを受けると950点取ることができました。自分でも予想以上の高得点に驚きが大きかったです。
またこの頃帰国後すぐに受験して不合格だっ英検準1級を、約15年ぶりに受験して合格しました。また、力試しに受験したTOEFL iBTは1回目が84点、2回目が89点でした。こちらは機会があればもう少しスコアアップを狙ってみたいです。

英検1級

昔から、英検1級というのはとてつもなく難しい試験というイメージがあり、その思いはTOEICで950点を取得した後も大きく変わりませんでした。一番の理由は、何と言っても単語の難易度です。1級の問題集をパラパラ見ただけで、力及ばすであることがすぐに感じて取れるのです。そんな私が英検1級の受験を決意したのは去年の夏、英会話力が同レベル(と私が勝手に思っている)友人数人が1級に挑戦しているのを知ったからです。「今回はあと3点足りなかった」と言う友人の言葉に、「もしかして私も頑張れば手が届くのだろうか?少なくとも不合格Aには届くのだろうか?」と思い始め、3ヶ月先の試験に申込みました。

〜1回目の挑戦 10月〜
受験を決めたからには、とにかく問題集(旺文社のもの数冊)を購入して勉強を開始しました。

《パート1:語句穴埋め問題》4択の単語のうち知っているものが一つもないという事態に、初めは手も足も出ませんでしたが、問題集に出てきた単語を紙に書き出して覚えたり、キクタン英検1級のCDを聞いたりしました。このパートはかなり苦手で、本番でも13/25点と奮いませんでした。”Economist”を愛読している友人はこのパートで22点取っていました。ここで点数を稼げる人が本当に羨ましいです。

《パート2:読解問題》本番同様、時間を計って問題を解く練習をしました。読解問題の内容は、社会問題など読み応えのあるものが多く、たまたま内容を知っているものであれば解きやすいですが、馴染みのない内容である場合はやはり単語力がキーになります。本番では、推測や消去法を駆使しつつ運良く21/26点取れましたが、解答に自信が持てず何度も答えを書き直したため、後日自己採点するまでは、何点取れたのかまったくわからない状態でした。

《パート3:エッセイ》30分でエッセイを書く練習をしました。構成を頭の中で考えつつ、キーワードやキーセンテンスのみ簡単にメモして、各パラグラフの内容を大まかに決めてから書き始めるようにしました。書いたエッセイはネイティブの知人にチェックしてもらいました。練習時は、本番同様に、横線の入った用紙に手書きをするのが良いと思います。決まった用紙に何本かエッセイを書いていると自分の書いたエッセイの文字数が大体把握できるようになります。また、1パラグラフ書く毎に、読み返すと良いです。読み返してみて途中で話が脱線していないか、筋が通っているかを確認することが大切です。全て書いてから修正するとなると、かなりのタイムロスになってしまいます。試験本番では、”agree or disagree:space exploration should be continued”という馴染みのないトピックで少々焦りましが、20/28点取ることができました。

《パート4:リスニング》問題集に付いているCDを聞きながら問題を解きました。1級のリスニングは、選択肢を読むスピードが問われます。問題が流れる前に選択肢に目を通せれば良いのですがこれがなかなか難しいため、聞きながら読む(もしくは聞き終わってからの10秒で読んで解答する)という訓練をするしかありません。また、どのパートにも言えますが、練習時に間違えた問題についてはどうして間違えたのか(リスニングの場合は何が聞き取れなかったのか)をしっかり確認することが大切です。また、聞こえてきたキーワード(数字など)をメモすることは重要だと思いますが、メモを取ることに集中してしまうと大事な部分を聞き逃してしまいます。このため個人的にはメモはほとんど取りません。普段は読解よりもリスニングが得意な私ですが、本番では25/34点と、予想より少し低い得点になってしまいました。

この回の合格点は81/113点、私の得点は79点だったため、残念ながら2点不足で不合格Aという結果になりました。力試しで受験したとは言えもう少しで手が届いたと思うと、嬉しいやら悔しいやら変な気分でした。そして、私の場合はやはり単語力がネックになっていることを痛感しました。しかし、ここまで来たら次は絶対に合格したい!という気持ちで1月の試験に申込みました。

〜2回目の挑戦 1月〜

《パート1:語句穴埋め問題》問題集の単語と、友人が貸してくれた「でる順パス単」の単語を毎日少しずつコツコツと覚えました。地味な作業ですが、やはり避けては通れない道だと信じて頑張りました。本番では前回より少し上がり、18/25点になりました。1級の勉強を始めてから洋書を読んでいる時などに多少なりとも単語力UPを実感できています。しかし、単語についてはまだまだなので今後も勉強を続けたいと思っています。

《パート2:読解問題》ひたすら問題集に取り組む点では勉強法は前回と同じです。今回も読解はかなり苦労しました。そして、やはり単語力不足が原因だと思います。前回同様に、何度も読み直してはマークをし直したため、正解の確信が持てないものが多かったです。そのため、またしても自己採点時は非常に緊張しました。点数は前回より少し下がり19/26点でした。読解の対策としては、単語力を強化することと、読む量を増やすことに尽きると思います。

《パート3:エッセイ》前回同様、色々なタイトルでひたすらエッセイを書きました。ただ前回はたっぷり30分取っていたところを、20〜25分で仕上げられるように練習しました(少しでもリーディングに時間を取れるように)。書いたものはネイティブの知人に見てもらいました。本番のトピックは、”Does more need to be done to address Japan’s low birthrate?”というもので、私の得点は18/28点でした。自分としては前回よりも良く書けたと思っていただけに少しショックな結果でした。と言うのも、練習時に”Is Japan’s low birthrate a big concern?”というトピックでエッセイを書いたことがあったので、同じような内容で書きやすかったことと、パラグラフ数が前回より1つ多い5つ書けたことから自分では前回以上の出来だと思っていたのです。ただ、今回の結果を自分なりに分析してみると、今回のトピックのポイントが”a big concern?”ではなく”more need to be done?”だったにも関わらず、私はlow birthrateに対する対処法をあまり具体的に述べていませんでした。このため点数が思うように伸びなかったのかも知れません。

《パート4:リスニング》前回同様に、問題集のリスニング問題を解きました。問題を聞きながら選択肢を読むことにも随分慣れてきました。結果は少し上がって28/34点でした。リスニング問題の単語はさほど難しくはないように思いますがスピードも速く量も多いため、日頃からどれだけ英語への耳慣らしができているかがポイントになります。そして素早く選択肢を読んで判断する、という訓練がやはり必要になってきます。今回の合格点も81/113点で、私の得点は83点でした。非常に危なっかしい得点ではありますが、何とか1次試験にパスすることができました。そしてほっとする間もなく2次の面接対策を始めました。

〜2次試験〜
1級の面接では、与えられたトピック5つから1つを選んで2分間で論理的にスピーチをしなければなりません。日常英会話にはさほど困らない私ですが1級のトピック(政治や経済や社会問題)については、初めはさっぱり話すことができませんでした。新聞や本を読んで見聞を広める努力はしていても、きちんとした自分の意見がない(言えない)ため、2次試験の前には、「自分はこの問題(もしくは話題)についてどう思うか。なぜそう思うのか。改善策は何か」などを意識的に考えるようにしました。そしてそれらを英語で言えるように、わからない単語や表現は調べてメモしておきました。そういった練習を重ねていくうちに「この話題なら2分間話せそう」というものがいくつか出てきます。本番どのようなトピックが当たるかは運もありますが、「この話題なら・・」というものが多ければ多いほど有利になるのは間違いありません。

本番を2週間後に控えた私は、KECの先生方から面接対策しましょうと声をかけていただき、ご好意に甘えることにしました。自分一人で練習するには限界があり困っていたところでした。この対策では本番に近い状況で練習ができたのでとても有益でした。初めは緊張から早口になり、スピーチが2分間もたないという状態でしたが、色々とアドバイスをいただくうちに、段々と感覚が掴めてきました。いただいたアドバイスは、エッセイ同様にintro, body, conclusionの順で論理的に話すこと、ゆっくりと大きな声で話すこと、質問では答えに詰まってもとにかく話す姿勢を示すこと、具体例として自分の経験を話すと話しやすい、などです。試験当日、先生方のアドバイスを胸に試験会場へ向かいました。控え室は何とも言えない独特の緊張感に包まれていましたが、緊張しているのは自分だけではないと分かると何だかとても心強くなり、「頑張るしかない」という気分になりました。「実力があれば受かるだろう。ダメなら次回頑張れば良い」と覚悟を決めて面接に臨みました。面接官はネイティブの男性と日本人の男性でした。そしてタイムキーパーの女性が
少し離れたところに座り、時間管理をされていました。面接は次のように進みました(もちろん英語です)。

面接官1:「普段日曜日はどう過ごしていますか?今日英検がなかったら何をしていましたか?」
私:「えーと・・、日曜日は毎週三味線を習っています」
面接官2:「三味線?!どのくらい習っているのですか?」
私:「4年になります」
面接官2:「難しいですか?」
私:「弦が3本なのでギターより簡単です」
面接官1:「ギターも習ったことがありますか?」
私:「ギターは数ヶ月で挫折してしまいました。でも、歌いながら弾ける楽器を習いたくて三味線を始めました」
面接官1:「なるほど・・・。では、面接を始めますがルールは知っていますか?机の上の用紙をめくって1つトピックを選んでくださいね。1分間です。ではGood luck!」あれこれ自己紹介を考えていたのですが、small talkはあっさりと終了して本題に入っていきました。Small talkでウォームアップしたとは言えやはり舞い上がっていたようで、どんなトピックが他に書いてあったのか思い出せないのですが、ただ一つ”Does a college education prepare people for work?”という一文が目に入り、「コレだ!」と思いました。頭の中で超特急(1分間)でスピーチを組み立てました。そして2分間でスピーチをしました。自分の見解はyes、理由は2つ。1つ目は、それまでの教育過程と異なり、ディスカッションやディベートを行う機会が多くレポートや卒業論文も書く。そのことが社会に出たときに役に立つという見解。
2つ目は、大学という場所は日本中から、もしくは世界中から人が集まる(留学生を受け入れている場合)、そのため様々なback groundを持った人々と出会い、共に勉強できる。このことは社会に出て色々な人と仕事をする上で役に立つという見解。スピーチでは、どんなに簡単な意見であっても(半ば無理矢理な理由付けであっても)、「恐らく〜です・・」などの曖昧な表現はせず、「私の考えは〜です!」と自信を持って言い切ることが大切だと思います。これは後の質疑応答でも同じことが言えます。私のスピーチに対する質問は次のようなものでした。

-ディベートやディスカッションをする上で、学生にはどんな資質が必要?
-大学は課外活動を充実させるべき?それとも学問コースを充実させるべき?
-あなた自身の大学生活での経験は?
振り返ってみて、声の大きさ、話すスピード、積極的に答える姿勢、沈黙がなかったこと、などは良かった点だと思います。しかし、瞬時に答えようと頑張りすぎたせいで、相手の質問から少し外れた答えを言ってしまったこと、まとまりのない話し方をしてしまったことなどは反省材料となりました。また、最後の質問(自分の大学生活)について話をしている時に終了時間が来てしまい、話を無理矢理終わらせる形になってしまったのですが、ネイティブの面接官が「もう少しあなたのお話を聞きたかったよ」と言ってくださり、嬉しい気持ちになったことを覚えています。約10分間の面接はとても短く感じられ、「ああ言えば良かった、こう言えば良かった」と後から思いましたが、面接自体はとても楽しむことができました。最後の方は完全にリラックスしていて、面接試験というよりは英会話でのおしゃべりの延長という感じすらしていました。もちろん面接とおしゃべりと違いますが、相手との対話である以上、普段から英会話に慣れている人はやはり有利だと思います。そして、面接の結果が発表されました。
SHORT SPEECH  24/30点
INTERACTION   24/30点
GRAMMAR AND VOCABULARY 16/20点
PRONUNCIATION  16/20点
合計 80/100点 (合格は60点以上)
すべてのセクションできれいに80%という評価をいただきました。
面接対策がなければスピーチとinteractionで24点を取ることは難しかったと思います。改めてKECの先生方に感謝です。こうして私は2回目の受験で1級合格を手に入れることができました。
嬉しいと同時に身の引き締まる思いがしています。1級holderに恥じない英語力を維持すべく、今後も努力を続けていきます。
KECの先生方、応援してくださった皆さん、本当にありがとうございました。
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改めて英語が好きなんだな、ということが伝わってくるパワフルな体験談でした。またこれだけの分量でご協力いただき嬉しく思います。
さて、勝手ながら私の方でアンダーラインをさせて頂いた箇所があります。
“留学の予定などないにも関わらず、3ヶ月間の「TOEFL iBT対策コース」を受講しました”
“これらのコースを終えて、再びTOEICを受けると950点取ることができました。”
小川さんが素晴らしいのは、このマインドですね。
普通は、「TOEICで点数を上げたいのであればTOEIC対策を受ける」と考えるのが自然ではないでしょうか。
しかしながら、実はこうした思考の裏には落とし穴があります。
それを、見事に小川さんが証明してくれています。
「本当の実力が付けば、TOEICは上がる」という事実です。
逆に、本当の実力がつかないうちは、いくら対策対策と躍起になったところで、点数は伸びません。
 もう一段深く、
 もう一歩踏み込んで、
ご自身の英語学習を見直してみられると、意外と解決策は内に転がっているものです。
KECのTOEIC・TOEFL対策では、暗記課題を多数出しています。それも、そうした「本当の実力養成」に敏感だからです。
ブログではお伝えしきれない内容は、教室にて・・・
Kei

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