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TOEICのリーディングの効果的な時間配分をレベル別にご紹介!

今回はTOEIC® Listening & Readingテスト(以下、TOEIC® L&Rと表記)の時間配分についてお話ししましょう。

TOEICリーディングの理想の時間配分や確実に得点を取得する方法

みなさん、こんにちは。勉強の調子はいかがですか。

TOEIC® L&Rの受験において、Readingパートの時間配分が非常に重要なポイントとなることは、1度でも受験したことのある方なら十分おわかりのことと思います。

とはいえ、受験者全員が同じペースで解答することには無理がありますので、レヴェルによって柔軟性を持たせた方がいいでしょう。

パート別の目標所有時間

パート別に目標とすべき所要時間は以下のようになります。

Part 5:10分(1問平均20秒×30問)

Part 6:8分(1問平均:文挿入問題60秒×4問、あとは20秒×12問)

Part 7:54>分(1問平均60秒×54問)

合計72分で、残りを見直しにあてるという感じです。

ただし、これは900点以上確実に取れるくらいの受験者にとっての目安と言っていいでしょう。つまり、受験者全員がこれを目指さなくてもよいということです。

では、「これより時間をかけてしまうと、全部解答する時間がなくなります」と言われるかもしれませんが、それでよいのです。全問解答しなくてもよいということです。

900点以下のレヴェルの方が無理に全問解こうとすると、雑になってしまうおそれがあります。もちろん、Part5と6に時間をかけすぎないことは必要ですが、よく考えずに解答すると、本来ならできた問題でも間違えてしまう恐れがあります。

600点~700点台のレヴェルの方なら以下のような時間配分が目安になると思います。

Part5 12~15分

Part6 10~12分

Part7 Part5&6以外の時間

Part7については、できそうな問題と難しそうな問題を取捨選択して残り時間を有効活用することを考えて下さい。

TOEICのリーディングで確実に得点を取得するための効果的な時間配分について

まず、シングルパッセージの最後の10数問は、Part7全体の中でも難しい問題が多ように思います。本文も長くなり、特にarticleは文章も難しくなります。これに比べて、ダブルパッセージ、トリプルパッセージの最初の1、2問は、最初の文章だけ読めばできる問題もあり、解きやすいと言えます。それと、文中の単語の同義語を選ばせる問題は、文章全体を読まなくてもできるので、短時間で解答できます。

ですから、シングルパッセージの後半になったら残り時間で解答する問題を選んで取り組みましょう。シングルの最後の方で時間がかかってしまい、ダブルとトリプルに全く手をつけられず全部適当にマークするよりも得点できるきる可能性は上がるはずです。

次回の受験時には是非試してみて下さい。自分の実力を最大限に生かすにはどうしたらよいかを考えてみることも大事です。

では、みなさんの健闘をお祈りします。

Good luck!!

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この記事の筆者

植田 尚男Hisao Ueda

[TOEIC985点・英検1級]同志社大学文学部卒業。文化史学(アメリカ史)専攻。会社員を経て、インターナショナル・インターンシップ・プログラムズに参加。アイオワ州の小・中・高校にて日本文化の紹介に努める。同時に大学では日本語クラスを担当。また米企業や自治体の日本向けPVの翻訳・吹き込みを手掛けた。帰国後KEC近畿教育学院・予備校で中学生・高校生に英語を指導。現在はKEC外語学院にて英会話コース、TOEIC講座を担当する一方、企業・公共施設・高校などでも指導を行っている。 英語の学習経験、実用経験、指導経験の豊富さから、英語の奥の深さを感じさせてくれる切れ味の鋭い授業に定評がある。

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