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世間で注目を集め始めているTOEFLとは?英語教育の課題について

               TOEFL対策を行う学生

TOEFLとは?

さて、昨今のニュースでは


大学入試にTOEFLを
官僚試験にTOEFLを


と、TOEFLを活用する動きがかなり世間で出てきているようです。TOEFLと言えば、そもそも特に北米圏への留学を目指す外国人のための試験で、4技能(読む・聴く・話す・書く)が全て試され、問題によっては「数分間の会話を聞いて、内容を口頭でまとめる」などかなり実践的な試験と言えます。

英語教育に出来ること、出来ないこと

実際のところ、ビジネスマンの方である程度TOEICの点数が上がった方であれば、こちらの試験を用いて英語力を上げるというのも一つの良い方向性です。ところが高校生へTOEFLを教える、また今まで英語に全く触れてこなかった方にTOEFLを用いた評価を行う、となると「どのように対策するか」が非常に難しくなってきます。この辺りは、英語教育に出来ること・できないことの見極めが大切となってくるのではないでしょうか。

中高6年間でピアノの楽譜の読み方だけを学んでもピアノが弾けるようにならないように、中高6年間で英文法のルールを学ぶだけでは、英語は話せません。もちろん、そうであれば「英語教育で何を教えるか」に変革・改革は必要ですが、教育において『できること』と『できないこと』をちゃんと区別しないと、教える側も教わる側も疲弊するだけです。

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この記事の筆者

KEC外語学院KEC Foreign Language Institute

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