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『英検® 過去6回全問題集』の使い方 — 英検の解答チェック後が重要 —

 皆さん、こんにちは。KEC外語学院の塚田です。

 英検の過去問題集(『英検 過去6回全問題集』旺文社)を解いた後、答え合わせと解説チェックだけで満足されていないでしょうか。勿論、得点を算出することは非常に重要ですが、英語力増強のためには、その問題集を何度も繰り返し、徹底的に学習することが重要です。むしろ、それが本当の学習であると言えるでしょう。本日は、『英検 過去6回全問題集』(過去問題集)の使い方について書いていきます。

 

英文熟読(精読)はなぜ重要なのか

 問題演習、答え合わせ、解説チェックが終わった後、扱われている英文をもう一度読みましょう。演習中は制限時間の関係で深く読めなかった部分があると思いますが、今度は、時間を気にせずに、細部まで深く読みましょう。その後で(日本語で構いませんので)要約するのも良いでしょう。英文を精読していると、自分一人では解決できないような疑問点が出てくると思います。その場合、英語の先生に必ず質問して解決しましょう。分からないものを放置していてはいけません。

 

音声を用いての正しいシャドーイング方法をお伝えします

 リスニングの題材を用いてシャドーイングをするのも非常に有効です。シャドーイングとは、音声を聴いて、即座にその音声を模倣して発話する練習方法を指します。これにより、発話力、発音、流暢性、聴解力、語彙力、文法理解の向上などの効果が期待できます。以下の手順でトライしてみましょう。

 

① 課題英文を見ずにCDを聴き、大まかな内容を掴む。

② 英文を見ずに音声を聴きながら、ぶつぶつと呟くようにシャドーイングする。

③ 英文を見ながら聞こえてくる音声とほぼ同時に遅れずに音読する。その後、訳文を確認し、意味をしっかり把握する。

④ プロソディ【アクセントや強調、イントネーション、区切り】を分析し、英文に適宜記号を加えながら、シャドーイングを行う。苦手なところは繰り返し部分練習を行う。

     記入例) I like Japán / a lót. The cúlture and language / are bóth ínteresting.⤵

⑤ 英文を見ずに、聞こえてくる英語の内容に焦点をあてながらシャドーイングを行う。

(英文の意味を理解しながらシャドーイングをする)

 

KEC外語学院なら英検®対策も万全!!

 なお、『英検 過去6回全問題集』(旺文社)の他に『英検 文で覚える単熟語』(旺文社)も非常に有効です。この教材をCDも用いてしっかりと学習することで、リスニングとリーディングが大きく伸びます。勿論、語彙力も伸びますし、シャドーイングにより発話力も増します。

 KEC外語学院の本科コースでは、『英検 文で覚える単熟語』を宿題用教材として、使用しております。また、英検コースも賑やかです。英検コースは、準1級コースと2級コースを開講しております。是非、一度お越しくださいませ。

烏丸御池駅英会話看板

京都市営地下鉄「烏丸御池駅」

 

 

 

 

この記事の筆者

塚田 清高Kiyotaka Tsukada

9年間にわたり多国籍企業にて外国人の人事関係業務に従事。その後7年間、予備校での受験生を対象とした英語指導、企業での社会人を対象とした英語指導に従事。予備校では受講生に英文法の本質を理解させ、読解力を伸ばす指導を行う。社会人に対しては英文雑誌を翻訳するための「英文翻訳講座」、日本文化を英語で説明するための「英会話講座」、TOEICスコアアップを目的とした「TOEIC対策講座」を担当し、受講生の効率的な英語力アップを図った指導を行う。

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