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Enjoyボキャビル:英検2級語彙問題単語にチャレンジ!

こんにちは、語源・町のお医者さん・水守勤三です。早速ですが、次の単語に挑戦してください。

postpone, betray, continent, survey, doubtfully, accurate, critic, obstacle, predict, react

これらは、つい先日、2次試験の結果発表があった今年1月の英語検定試験2級の語彙問題で正解になった10個の単語です。このブログを読んでくださっておられる読者のみなさんの中にも、英検に取り組んでおられる方も多いと思います。

10個とも楽に答えられた方もおられると思いますが、これらの語を材料にして、語源的に処理する雰囲気を味わって頂こうと思います。『これから覚える』という前提で見てみてください。ではまず、4つのグループに分けてみます。

品詞の意識があれば単純な語:doubtfully

“名詞+-ful=形容詞”・形容詞+-ly=副詞の知識があれば、“doubt”が残ってきます。『ダウトゥ』という発音に辿り着くことができれば、“doubtfully=疑い+一杯+に”と見えてきます。接尾辞には品詞を表現するという機能があることは、語源の基礎と言える大切な知識です。長く見えた単語が実は骨となるパーツには馴染みがあるということも多いものです。『接尾辞は自然にそぎ落とせる』はとてもコストパーフォーマンスの高いテックニックです。

馴染みのある接頭辞が見える語:react, predict, , postpone

接頭辞という意識もなく、“re-=再”pre-=前とそれぞれの意味を知る人は多いと思います。少し知名度は落ちますが、“post-=後は、政治関係の記事などに『ポスト安倍首相』などという語として登場してきています。”reactre-+act⇒行動に対して再行動する⇒反応するとシンプル。”predict”の語幹”dict”はこのブログでも何度か登場している”dictionary””dict”で”言う“。結果、”predict=pre-+dict⇒前もって言う⇒予言する”postpone””pone”は知名度が低いので、辞書の語源欄を見て”pone=pose=positionpos=置くと知って、”postpone=post-+pone⇒後ろに置く⇒延期するは印象に残しやすい語となるでしょう。

慣れてくると語源が見えてくる語:obstacle, continent

“ob-, con-”は上の”re-, pre-”ほどはイメージが出来ないながらも意識すればよく見かける接頭辞のグループになるでしょう。”ob-”…に向けて・…に反対してという意味があります。語幹の一部である“sta”はほとんどの場合、”stand”を意味します。”-cle”は“小さい”を意味する接尾辞。結果として、”obstacle=ob-+sta+-cle⇒…に反対して+立っている+小さなもの⇒障害物と書いてあります。”continent”を見ていると接尾辞“-ent”が見えてきて“continentcontin+-ent”となります。”contincon-+tin”と分けられますが、”contin”を声に出して発音して頂くと何かお馴染みの単語が登場してくるのではないでしょうか。そうです“continue”です。”continue=続ける”⇒“continent=地面が続いているもの⇒大陸・広がり”となります。”-ent”が接尾辞であることに光を当て、”contin”部分に手掛かりを感じてみてイメージへと広げる、それが可能な単語でしょう。

シンプルな暗記に適した語:betray, accurate, critic, survey

これらの語も、『単語の中に切れ目が見える語』ですので、語源的にルーツを辿ることができる語ですが、分解した後に、結びついてくる語が少ない語だと言えます。結果として、シンプルな暗記に適した語と分類するのが良いと思います。

『語彙問題であと3点多い目にあれば…』と思っておられる方は多いものです。自分のボキャビル方法に少し疲れが出た時、上のような語源の視点で気分転換してみられては如何でしょうか。

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