KEC外語学院ブログBlog

Enjoyボキャビル:シンプルに楽しんでみましょう!     

語源・町のお医者さん・水守勤三です。一カ月くらい前がまだまだ夏の盛りであったことが思い出せないくらい秋への移り変わりを感じる季節になりました。きっと多くの方々が、『よし、勉強するぞ』と決意を新たにしておられることと思います。今年は少し小ぶりのようですが、秋刀魚を突きながらビール片手に読書、なんて最高の贅沢ではないでしょうか。

秋の夜長、語源を楽しもう

さて、前回は、“Electroencephalograpy Section”=「脳波検査室」を材料に、少し“難しいと思われる単語”を取り扱いましたので、決意新たな秋を受け、このブログも初心に戻って、少しの間、基礎編を展開してみようと思います。途中からこのブログを読み始めて頂いた方には、またとないチャンスになると確信しています。また、既に語源で単語を見ることに慣れてこられておられる方々には、力試しとして楽しみながら取り組んで頂けるようにしてみようと思います。

では、早速、『語源をヒントに英単語作り』を始めましょう。『 』の中の日本語にあたる単語は何でしょう。“ ”の中の言葉が材料になっています。

今も昔も変わらない「入って来て嬉しいもの」

例題:“入って“ “来て“嬉しいのは『収入』⇒ in- + come = income

「嬉しいのは」と付け加えたのは私です。ここは語源の面白いところで適度な脚色は許されるものです。あまり固く考えず、楽しんでいきましょう。では、今回はまず10問にチャレンジしてください。(答えはブログの一番最後)

1.“可能な”・ “ではない”は『不可能な』

2.“港”の“中に”物が入ってくるのが『輸入』

3.“好き”から“離れる”ということは、すなわち『嫌い』

4.正に“豊か”に“する”は『豊かにする・高める』

5.“外に”・“押してくる”のは『表現』 Hint! 「中に押してくる」=「印象」=impression

6.“一緒に”・ “パン”を食べるのが『仲間』 Hint! 日本語版は「同じ釜の“飯”を食った仲間」

7.“反対側に”・“立つ”と『比較対照』がはっきりする  Hint! 形容詞「反対の」はcontrary

8.“もう一回”使えるように“準備する”のが『修理』  Hint! 「前もって準備する」のはprepare

9.“都会”の“そば”にいるのが『郊外』  Hint! 「都会の」はurban

10.“もう一回”・“心”に呼び覚ますことは『思い出させる』

【上級編をひとつ】立替で出した交通費が、“もう一度”・“財布”の“中に”入れてもらえるのが『払い戻す』 Hint! “財布”と“実は瓜二つ”のパーツが登場

英単語の内、軽く8割以上が、上のようにパーツに分けられると言われています。少し意識して英単語の“表情”を見る癖を付けてみてください。きっと単語の個性があなたに語り掛けてくることと思います。

【答え】1. in- + possible = impossible   2. in- + port = import  3. dis- + like = dislike  4. en- + rich = enrich  5. ex- + press + -ion = expression  6. com- + pan + -y = company  7. contra + stand = contrast  8. re- + pare = repair  9. sub- + urban = suburb  10. re- + mind = remind  【上級編】 re- + in- + purse = reimburse

この記事の筆者

KEC外語学院KEC Foreign Language Institute

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