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日常のニュースや会話に隠れている英語の語源をサーチしてみましょう!

             隠れている語源をサーチ

日常の英語に隠れている語源

こんにちは、自称、語源・町のお医者さん・水守です。英語に毎日触れるようにするために、NHKの夜9時(土日は7時)のニュースを録画しておき、翌日の朝に、出勤の準備をしながら英語(副音声)で聴くようにしています。今朝聞いた英語に次のようなものがありました。

A giant kite weighing 700 kilograms plunged into a crowd at an event in Shiga Prefecture.

東近江公園で行われた大凧を上げるイベントで凧が落下し4人の方が大きな怪我をされたとの報道でした。経済に関連するニュースにもよく出てくる単語”plunge”は”急落する”という意味です。
このニュースを聞きながら、観客の方々のご様子とともに、凧がどんなふうに落ちたのかが、目に浮かんできました。それは”plunge”という単語の語源に”鉛”があることを、これまでの勉強で知っていたからです。高校で覚えた鉛の元素記号”Pb”とplungeのpが重なってきます。関連する語に、配管工=plumber、落ち込む=plummet、ラバーカップ(スッポンと呼んだりしますが)=plungerなど、鉛や重さで沈んでいく・沈めていくイメージと重なる単語が記憶の中で手を結びます。

さて、このブログも早いもので、今回で11回目を迎えました。”ブログらしくない長さのブログ”にお付き合い下さっている方々のお顔を想像しながら、毎回、お話をさせて頂いています
。これまでの10回で、『語源の視点で単語を味わう』・『接頭辞ad-』・『接頭辞de-』・『同化(assimilation)』などをお話してきました。ブログとしては重いことを承知の上でお話をしてきました。越えて頂ければ絶対に一生役に立てて頂けると確信しております。何度も読み直して頂いて浸み込ませて頂ければ幸いです。

さて、土台となる部分のお話がひと段落付きましたので、今後は、”ブログらしい短さ”で、みなさんの語源へのご関心をくすぐり続けようと思います。

見覚えのある”Uni”

初回は、”制服”と”満場一致”です。“制服=uniform”、”満場一致=unanimous”ですが、共通項を探してみましょう。まず、それぞれの語の分析(辞書の助けを借りるのも問題無し)から。”uniform”には”form”というお馴染の単語があるので、”uniform=uni-+form”になったことだと思います。ついでに、『uni-という接頭辞は”1”という意味だな』と進めば最高です。難しい場合は、辞書の語源の欄の助けを借りましょう。次に”満場一致=unanimous”です。なかなか切れ目が見えませんが、後ろの”-ous”が形容詞語尾だと気付かれるでしょう。また、先頭の”un-”が”unhappy, unfortunate”などの”反対の意味を表す接頭辞un-”に見えるかも知れません。そうすると残るのは真ん中(語幹)の”anim”となります。”animal, animation”にも登場してきます。そこで早速、辞書で”animal”を引いてみると語源に”breath, life”が見えてきます。そして仕上げに”unanimous”に戻ってみて、色々想像してみましょう。その後で、辞書を引き、先頭の”un-”が実は”unhappy, unfortunate”などの”反対の意味を表す接頭辞un-”ではなく、”制服=uniform”の”uni-=1”だと分かると、『満場一致=”賛成”という声ひとつ=unanimous(語幹の先頭が母音だったため接頭辞uni-の最後のiが語幹のaに席を譲った状態)』だと念を押しておきます。発音がunhappyのun-と異なりuniformの時のuni-と連動することも納得となるでしょう。では最後に、ボキャビルに役立つ1から10までの数え方を2種類ご案内して、『長くならないブログ』のスタートにさせて頂きます。

様々な関連接頭辞

ギリシア語語源:mono-, di-, tri-, tetra-,penta-, hexa-, hepta-, octa-, ennea-, deca-
ラテン語語源:uni-, bi-, tri-, quadri-,quinque, sexi-, septi-, octi-, nona-, deci-

お仕事の関連用語でお馴染の方もおられるでしょう。また、学校の化学の授業が蘇ってこられた方もおられるのではないでしょうか。『September, October, November, December、数が合わない?』また、お話したくなってきました。やっぱり語源ってやめられないですね。

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