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クロスワードパズルに挑戦! ”v□□ition”

            英会話学習に使える電子辞書の使い方

このクロスワードどう解きますか?

こんにちは、自称、語源・町のお医者さん・水守です。

前回は、dictionary ⇒ predict ⇒ unpredictable ⇒ verdict ⇒ the very manのように、語幹dictから一気に“very=正にその…”までを経験して頂きました。如何でしたでしょうか。急展開と感じられた方もおられるかも知れませんので、今回は、少し脱線をして頂こうと思います。電子辞書をお手元にご用意頂き、お楽しみください。

英語のクロスワードパズルで、『先頭が“v”で、2文字入って、最後が“ition”で終わる単語』が分かればパズルが完成するという場面になったと想像してみてください。どんな単語が浮かびますか。また、浮かばなかった時に、どんな風にして正解に辿り着こうとされますか。辞書を使って頂いて結構です。

紙の辞書で、”v-”で始まる語を一望するという手はありますが、どうも効率的とは言えない感じがします。そこで、電子辞書の登場です。綴りのはっきりした語を引くことはあっても、はっきりとしていない語を引くという経験はなかなかないものです。

電子辞書を使ったやり方

やってみましょう。”v??ition”と入力をしてみてください。(機種によっては、ここで一度”決定・実行”を押す必要があります。)如何ですか、”volition”という単語が出てきていると思います。そうです。”?マーク”ひとつが文字1つ分であることを意味していて、電子辞書に対して、『先頭が“v”で、なにか2文字入って、最後が“ition”で終わる単語を選び出しなさい』と命令をし、“volition”に辿りついたのです。『volitionなんて初めて聞いた』という方もおられることでしょう。ところが、私たちは『volitionで活動をする人』という単語を、自然なカタカナ語として使用しています。ここが語源からのアプローチの有効性を実感しているポイントです。

また、“?マーク”機能の“親戚”を使えば、次のような問題も解決できます。
『ディクテーションをしている時に、“アコモデイト”が聞こえた。“a-”で始まり“-modate”で終わるのは確実だが、間の部分に自信が無い!』

“v??ition”と違って、“間の部分”の綴りの数が分からないので、どうも?マークは使いにくそうです。もちろん、“a??modate”くらいから始めて、徐々に?マークを増やしていくという手はありますが、もっと“格好良く”正解に辿り着く方法はないでしょうか。

それが、“a*modate”(辞書のメーカーによっては“a~modate”)です。いかがですか、“accommodate”という単語のcやmの数は確認して頂けましたでしょうか。

このように“*マーク・~マーク”は文字数を問いません。ですから、“a*modate”は『先頭がa-で、途中の文字数は分からないけれど、-modateで終わる単語を選び出しなさい』という命令になります。

語彙力UPのために使ってみよう

『やっぱりマニアックですね~!』というお声が届いてきそうですが、もう少しだけ我慢をしてください。実はこの使い方が、語源の知識を習得する、すなわち語彙力をアップするのにとても有効なのです。

『よく知っている単語から広げる』でやってみましょう。“尊敬する=respect”にまず切れ目をいれてみてください。“re-”が見えていますので、“re-”の後ろに切れ目をいれて、あとは“-spect”になります。そこでまず、自分で“-spect”で終わる単語をいくつ言えるかを試してみます。その後で、辞書に、“*spect”と入れてみます。私の辞書では11の単語が出てきますので、そこで、“?spect”に切り替えます。すると“aspect”のみに。“??spect”にすると、“inspect, respect, suspect”と出てきます。こうすることによって、嫌気が差さないくらいの量で、接頭辞と語幹を増やしていくことができます。その上で、もう一度、“*spect”にしてみて総復習をする、そんな活用方法です。如何でしょうか、息抜きになって頂けたでしょうか。

次回は、“アコモデイト”を、自信を持って綴って頂けるようになって頂こうと思います。ご期待ください。

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