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英語のリスニング力向上の為のトレーニング方法 とは? 完コピを目指そう!
- 2019年02月25日
- 英会話,TOEIC® L&R TEST,校舎,京都校
こんにちは。KEC外語学院・京都校の塚田です。冬の終わりが近づいており、寒さが和らいできました。それに伴い、花粉が飛び始めていますので、花粉症の方は学習効率を下げないよう、マスクを着用しましょう。今回は、リスニング力向上の為のトレーニング方法について、書きたいと思います。TOEIC800以上を目指す方は、是非、実践してみましょう。
目次
英語のリスニング力向上方法①長いセンテンスを理解する
「英語の音声が聞き取れないわけではないが、長い英語を一気にまくしたてられると途中で話についていけなくなる(状況設定が理解できなくなる)」という人が多いです。しかしそれは、正しくトレーニングすれば必ず克服できるはずです。リスニング力を高める為にはリピートやシャドーイングというトレーニングが効率的ですが、その際には「聞こえてくる英語と同じ発音、同じリズムで真似をする」ことが重要です。つまり、全てを完コピする必要があるのです。
TOEICリスニング例に息継ぎの重要性を解説
TOEICのリスニングを例に挙げます。
“Do you have a few minutes to discuss the feedback I received on the training seminar I presented to the new engineers last week?”(訳:僕が新人エンジニアに対して先週行った研修会について受け取った意見について話し合う時間は少しあるかな。)(TOEIC® L&Rテスト公式問題集1 TEST1 Part3問題(CD1-64))
このセンテンスは6.2秒で読み上げられています。1つのセンテンスとしては長いかもしれませんが、当然、ネイティブスピーカーはコレを「前から順番に意味の切れ目ごとに」理解しています。音声を聞けば、以下のように「意味の切れ目ごとに『間(息継ぎ)』がある」のが分かります。
Do you have a few minutes(息継ぎ)to discuss the feedback I received(息継ぎ)on the training seminar I presented to the new engineers last week?
これをカタマリごとに前から理解していくと、以下のようになります。なお、息継ぎの箇所を「 / 」で表しています。
「少し時間ありますか? / 私が受けたフィードバックについて議論したい / 私が発表した研修セミナーに関してであり、その相手は新人エンジニアで時期は先週」
リピート・シャドーウィングの際は息継ぎのタイミングも真似する
リピートやシャドーイングの際は、発音やイントネーションだけでなく、息継ぎのタイミングまで真似をすることが重要です。息継ぎは、呼吸が苦しくなったからするのではなく、意味の切れ目、意味のカタマリが相手に伝わりやすくするためにするものだからです。
息継ぎのタイミングを真似ることにより、リスニングの際に意味のカタマリごとに理解できるようになり、それがリスニングのみならず読解力向上、ひいては4技能の向上にも役立ちます。
なお、上記の ” the feedback I received” や “the training seminar I presented” というような ”名詞+SV”「SがVする名詞」という形は日本語と英語の語順が大きく異なる、日常的に非常に使用頻度の高い表現であるため、瞬時に理解できるようになる必要があります。
英語のリスニング力向上には「名詞+SV」をマスターする!
[日本語] これが、私が読みたい本なんです。
[英語] This is the book I want to read.
中学英語の内容ですが、英語の語順で瞬時に理解でき、発話することが自然に出来るようになることが重要です。そのためのトレーニングメソッドとして、KEC外語学院は「口頭英作」という手法を用いています。試しに、以下の2つを英語で言ってみましょう。
- 私が見たいその映画は、来週公開される。本当に楽しみだ。
- 彼が最近書いた小説を読めたらいいんだけど・・・ 残念ながら、そんな時間は全くない。
KECでは、定期的に「無料・英会話体験レッスン」を実施しています。上記の英訳例を知りたい方は、是非、ご参加下さい。お待ちしております。
英会話コース体験
関連記事:
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