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英検@準1級受験へのいざない

明けましておめでとうございます。

KEC外語学院京都校の塚田でございます。

皆様、昨年はいかがお過ごしでしたでしょうか。

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本日は、「資格試験対策を通して英語力を高めていきたい」という方の為に、是非、英検をお勧めしたいと思います。

 

英検準1級受験のススメ

就職や転職の為に必要となるのはTOEIC L&Rスコアですが、以下の理由により、英検の受験をお勧めします。

・英検は4技能を測定しており、対策学習を通して総合的英語力が高まる。

Reading問題は(TOEICと比べて)課題文の確実な理解が求められており、速読力加えて精読力も高まる。

Essay Writingや面接対策を通して、現代社会の問題点などについて英語で語れるようになる。

 

また、英検は各級間の難度の差が大きいため、実力に会った級の受験が望まれます(但し、2級と準1級とのダブル受験、準1級と1級とのダブル受験が可能です)。以下のデータを基に、受験級を選択しましょう。

 

TOEIC協会による公開データ

2022年 TOEICスコア平均点

 社会人(315,679人) 638

 学生(351,082人)  581

 全体(784,310人)  608

 ※全体の平均の推移

  2020620点 → 2021611点 → 2022608

 

■英検協会による公開データ

 英検各級合格者TOEIC平均点

 1級合格者   920

 準1級合格者    770

 2級合格者   560

 

上記の情報より、英語力が「TOEICを受験している社会人の平均レベル」である場合、「これから英検準1級を目指して学習するレベル」であると言えます。もちろん、上級者は1級受験をお勧めできますし、英語から久しく離れている場合は2級の受験からスタートするのが良いでしょう。

 

 

これから英検準1級へ向けて学習する人の為に

「今から準1級へ向けて学習をスタートさせます」という人の場合、特に準1級で求められるレベルとのギャップを埋める必要がある場合、以下の手順で始めていくのが良いでしょう。

 

<準1級対策 第1段階>

  1. 単語の暗記

単語を知らなければ英文を読むことも聞くこともできません。また、話したり書いたりする時の表現も限定的なものになります。まずは、英検準1級用の単語集を暗記しましょう。

 

  1. 精読

次に「制限時間を度外視して一文一文を丁寧に読み、確実に理解する」という精読学習が必要になります。これができなければ、速読もリスニングも不可能です。準1級レベルの英文を確実に理解できるようになるよう、過去問題集である『英検準1級 過去6回 全問題集』を使うのが良いでしょう(予想問題集でも構いませんが、過去問が最もハイクオリティです)。

 

  1. 精聴

次にリスニングですが、コチラも上記の理由で過去問の使用をお勧めします。リーディングと同様に問題演習ではなく、以下の方法で「一文一文を正確に聞き取る練習」を行いましょう。

 

  1. 一文を聞き、音声データを一時停止。
  2. 聞き取った英語を発話。
  3. スクリプトを確認し、聞き取れなかった部分に下線を引く。
  4. この作業を最終センテンスまで続ける。
  5. (下線が引かれた)スクリプトを見ながら題材全体の音声を聞き、リピート。

 

  1. 瞬間口頭英作トレーニング

次に、Essay Writingと面接対策ですが、まずは「イイタイコトをワンセンテンスで正確に表現する力」を付けましょう。こちらについては、KEC外語学院の理論クラス(初級クラス&中級準備クラス)で極めて効率的かつ効果的なトレーニングを受けていただけます。ご興味のある方は是非、無料体験レッスンにご参加ください。

 

京都で英会話ならKEC外語学院【京都校】

 

 

次回のブログでは、「準1級対策 第2段階」を扱います。まずは、第1段階の学習にトライしましょう。

 

この記事の筆者

塚田 清高Kiyotaka Tsukada

9年間にわたり多国籍企業にて外国人の人事関係業務に従事。その後7年間、予備校での受験生を対象とした英語指導、企業での社会人を対象とした英語指導に従事。予備校では受講生に英文法の本質を理解させ、読解力を伸ばす指導を行う。社会人に対しては英文雑誌を翻訳するための「英文翻訳講座」、日本文化を英語で説明するための「英会話講座」、TOEICスコアアップを目的とした「TOEIC対策講座」を担当し、受講生の効率的な英語力アップを図った指導を行う。

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