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語源の基本編シリーズ:よく見かける英語の接頭辞①“ex-”

             外へと向かっていく英単語のイメージ

既知の単語の中に見えてくる基本的な接頭辞

語源・町のお医者さん・水守勤三です。 昨年は、“まず、皆さんにご案内したいこと”を中心にお話を進めてきました。“語源の目”を育て、“気付きにくい語源に気付けるようになって頂く”、そんな角度からお話をしてきました。きっと今までにご存知で無かったことも出てきたと思います。そこで、今回から、“見えている手掛かり”・“これまでに気付いている部品・既にしっている部品”を使ってお話を進めてみようと思います。 では次の質問で求められている英語を答えてみてください。

それぞれに共通している語源とは・・・?

  • 港に荷物が入ってくる“輸入”は“import”、では、港から荷物が出て行く“輸出”は?
  • 家や店などの“内装”は“interior”、では、庭の植木や門扉などの“外装”は?
  • “入口”は“entrance”、では、“出口”は?
  • “press”は“押す”、“中に押してくるの”が“impression”、では、“expression”は?
  • “洞穴=cave”から外に持ち出す“発掘する”は?
  • “巻き込む”は“involve”、では、“外側に展開していく⇒進化する”は?
  • “真空”は“vacuum”、では、危険区域などを空っぽにして外に出る=“避難する”は?
  • “中をみる”のが“調査する=inspect”、では、まだかな~と外を見て“期待する”は?

如何でしたか。それでは答え合わせです。

importexport

interiorexterior

entranceexit

impressionexpression

caveexcavate

involveevolve

vacuumevacuate

inspectexpect

【外へ】の意味を持つ接頭辞 Ex

そうです、今回のテーマは接頭辞ex-です。意味は、“外・外へ”です。 基の形は、ex-ですが、後ろに続く語幹部分の先頭が“力強い音=有声子音”の時に、e-となることがあります。(例:emit, eject, elaborate, evaluate) また、inspect – expectのように、ex-の中に語幹の頭の“s-”が代用されてしまうこともあります。(例:inspiration – expiration, insist – exist) また、effort, eccentricのように、後ろの音に合わせて変化する“同化”も起こるので、“ex-だけ!”と思っていると見落としてしまうこともあります。

1:ex-のまま

2:e-だけになる

3:ex-の最後のsの音が語幹の音も兼ねる

4:後ろの音に合わせて綴りが変わっている

の4種類があることを覚えていてください。 では、最後に、印象深いex-を関連語とセットでご案内しましょう。意味にチャレンジしてみてください。

extend intend

exposeimposepropose

exploreimplore

exhale inhale

exertinsert

expediteimpedecentipedepedestrian

少しだけ語源に注意をするだけで、難しそうに見える単語に親しみが湧く、そんな経験をして頂ければ幸せです。 語幹シリーズを少し置いておいて、少しの間、『お馴染み接頭語シリーズ』を続けていきます。お楽しみに。

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