KEC外語学院ブログBlog

Enjoyボキャビル:もし私に中学生の子供がいたら

語源・町のお医者さん・水守勤三です。前回のブログで100回に達し、今回は、新シリーズの初回です。「Enjoyボキャビル」というタイトルや書き出しに手を加えてみよかと思ったのですが、心が内容に向かうため、そこは手を抜いて、前シリーズと同じものを使用することにしました。よろしくお願い致します。

もし今の私に中学生の子供がいたら

今回の新シリーズ開始に際し新しい切り口を探す中で、ふと「自分に子供がいたらどうしていただろう」という考えが浮かびました。子供が中学生になり英語の勉強が進む中で、自分には黙って見守るだけの自制が効くのだろうか、また、子供が反抗期に入っていて親のいうことに耳を傾けてはくれなかったりして…、など空想は広がりだしました。自分の子供、ということになると、今までの私の主張である「高校生になれば語源は有効」という考えも違ってきて、「少しでも早くから」となるかも知れないなと思いました。そこで、手元にあった市販の高校入試用・中学英単語集を置き、中学単語を語源という視点で取り組むことが有効かどうかを、自問自答してみようと思います。中学生のお子さんをお持ちの方、また、中学生に英語をご指導しておられる方、また、自分の語彙力は中学生並みなどと自虐的世界におられる方など、お付き合い頂けますと幸いです。

「天気」は説明なしのゲーム感覚で

文房具屋さんや百均で、カードを買ってきます。表と裏にそれぞれ次のような単語を書いてみます。
cloud
cloudy, sun sunny, rain rainy, storm stormy
一々、「名詞形は?」とか「形容詞形は?」とかは書かずに、シンプルに表の単語を見たら裏の単語が言える、それだけの単純さが良いはず()です。他の主旨のカードが増えてきたら「-y付け」・「-y取り」などの表記を付け足せばいいでしょう。天気に限定しなければ、luck lucky, fun funny なども、中学単語に出てきます。

-ful」は「フルスピード」と説明を付け加えて

またカードの表裏でいきましょう。
color
colorful, wonder wonderful, care careful, use useful, beauty beautiful, help helpful, success successful, cheer cheerful
とにかく「何かが一杯!」を感じることができれば大成功。

有名な「-ation」で「-ate」の語感を

またまたカードの表裏。
decoration
decorate, communication communicate, graduation graduate, celebration celebrate, (station stay)
ポイントは、アクセントの位置を正しく一緒に発音すること。少し専門的になりますが、-ationはその上にアクセントがあり、-ateは後ろから3音節目に付くのが基本です。

最大のポイントは「嫌われない」!

如何でしょうか。実践できそうでしょうか。「人を見て法を説け」の通り、まだ「法」も何も見えていない子供に多くを語ることは害こそあれ益はないでしょう。音の響きや楽しさが大切です。「よく似た音でよく似た意味になるんだな」くらいが伝われば大成功です。あと3・4回くらい、このテーマ「私に中学生の子供がいたら?」に取り組んでみます。また、来月、お付き合いください。

語源を学んで英会話力向上

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この記事の筆者

水守 勤三Kinzo Mizumori

大阪市出身。関西外国語大学・英米語学科卒業後、KEC教育グループ(英会話・予備校部門)入社。一貫して英語教育の第一線で現場指導に携わると共に、カリキュラム・指導法開発を担当。それに並行して、KEC独自の「TP指導システム」開発にも携わる。数十年の語学・英会話指導経験から、日本人が英会話を習得するうえでの学習・指導ポイントを熟知。「学習する者は教える者の人間性と意気に感じる」を信条に、授業に情熱を注ぐ傍ら、今も指導法の研究を続ける。

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