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英語の語幹シリーズ第1号: “succeed”に隠れた動詞を見抜いて“成功”につなげよう!!  

             成功へのキーワード”Go”を叫ぶ女性

関連語を多数持つ語幹シリーズ!

こんにちは、自称、語源・町のお医者さん・水守勤三です。

『ガスター10!』⇒『gastritis』⇒『胃炎』の回路は出来上がりましたでしょうか。接尾辞”-itis”に『…炎』の意味があることを見てきました。加えて、接尾辞には品詞を決める役割とともに、特定の意味の固まりを表せる役割があることを見てきました。この接尾辞のお話で、接頭辞・語幹・接尾辞と一通り『単語を語源という視点から見るための基礎知識』を身に着けて頂きました!

そこで、今回からは少しの間、『関連語をたくさん持つ語幹』をシリーズで取り上げていきます。その第1回目として、成功を目指して”succeed”を取り上げます。

Succeedの語源的分析から見える意味のイメージ

“succeed”の切れ目は見えるでしょか。”succeed=suc-+ceed”ですね。接頭辞”suc-“は何か想像してみてください。接頭辞でよく出てくるものはせいぜい50個程度ですから、馴染みのものが多いものです。そうです、あの有名な”sub-“です。では、”sub-“にはどんなイメージを持っておられますか。『地下鉄・潜水艦・郊外・潜在意識』等々、また、スポーツの世界などで『スーパー・サブ』とも言われるため、『何かの下、何かの次、何かのそば、密かに』と意味はイメージして頂きやすいと思います。

語幹”ceed”に潜む意味

そこで、語幹”ceed”です。『“成功する”というプラスのイメージと”sub-“は合わないのでは?』と思われることでしょう。ここには”succeed”の『歴史』があります。実は私たちが良く知る『”succeed”=”成功する”』は二つ目の意味なのです。では、”一番目の意味”とはなんでしょう。動詞以外の品詞に答えがあります。success, successful, successfullyグループ対succession, successive, successivelyグループ。後ろのグループの基になる動詞の意味は、『後を継ぐ』です。これなら、”sub-“のイメージと合致すると共に、語幹”ceed”の意味も見えてきそうです。その上で、辞書で”succeed”を引き、語幹”ceed”に”go”という意味があることを確認すれば、『”次を”+”行く”⇒”跡を継ぐ“』へ。こうなると、『”後を継ぐことができれば”⇒”成功だ!”』も見えてきます。

語幹”ceed”の他の形には、”cede, cess”達がいますので、一気にご紹介してみます。接頭辞の意味も味わいながら、イメージ≒意味が浮かんでくるかどうかやってみてください。

exceed

proceed

precede

recede

intercede

access

これらは、正に接頭辞の意味と語幹などの意味の単純な足し算で意味が出来上がってしまうものでしょう。品詞を変化させれば一気に世界は広がり、”景気の後退”や”(国連の)仲裁”まで出てきます。見てみましょう。

excess, excessive, excessively, exceeding, exceedingly, procedure, predecessor, unprecedented, recess, recession, intercession, accede, accessible, accessibility, accession

如何ですか、語幹”ceed, cede, cess”の世界を味わって頂けましたでしょうか。私の興奮がこのブログから皆さんに伝わっていることを確信しています。次回は、”ceed=行く”のセットとして”来る”の世界をご覧頂こうと思います。お楽しみに!

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