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TOEFL iBT受験を目指している方にお伝えしたい単語の勉強法

TOEFLテスト対策の書籍

こんにちは、KEC外語学院の金子です。前回までは高校生向けに記事を書かせてもらっていましたが、今回からはまた間口を広く取って、TOEFL iBT受験者全般向けに語っていきたいと思います。

今回のテーマは単語です。単語はすべてのセクションにおいて必要、というよりも英語(に限らず外国語)を学ぶ際に絶対に必要になってくる要素です。これを増強させることが、スコアアップのための重要な土台になります。また、リーディング・セクションでは1パッセージあたり、およそ3問のボキャブラリー問題が出題されます。3パッセージでは9問となり、問題全体の2割を占める、つまりは無視できない分量になっているということです。では、単語力・語彙力増強のために、どのような勉強をすべきなのでしょうか。

  3800

3800と聞いてピンと来る方は、結構な単語帳通であると言えるでしょう。TOEFL受験者であれば、単語力の確立に関して言えば、旺文社の『TOEFLテスト英単語3800』(4訂版)の一冊に精通すれば充分と言えます(句動詞や慣用表現はまた別なのですが)。語彙を増やしたければ、単語帳は1冊に絞りましょう。矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、そんなことはありません。あれやこれやと色んな単語帳に手を出す人よりも、どんな単語帳であれ、1冊をこれでもかと勉強した人の方が単語力、語彙力は上であると断言できます。

私事ですが、よく受講生の方に「金子先生は何冊ぐらいの単語帳を勉強されたのですか?」と聞かれることがあります。私の答えは常に同じで、『ああ、高校生の時に学校でもらったワード・バンク4000とワード・バンク6000の2冊ですね』です。3800は今も勉強中です。

私の言わんとするところは、単語帳選びに時間をかけてはいけないということです。どれにしようかなと悩むぐらいなら、本屋で値段と厚さ(もしくは薄さ)を比較検討して、1冊を選んで、それを徹底的にやり抜いてくださいということです。どの単語帳か決められないのであれば、3800を購入しましょう。

Flashcardを活用すべし

単語帳を使ってボキャビルをしていると、どうしてもページの最初の方だけ覚えてしまう、もしくは各章、各パートの最初の方だけ覚えてしまう、という方がいます。詮無い話だとは思いますが、真理であるとも思います。こうした時にはフラッシュカードを活用しましょう。といってもこのネット全盛時代、自分で作る必要はありません。試しにgoogleで、「TOEFL 3800 アプリ」で検索してみましょう。有料のアプリが見つかると思います。¥2,200を払うのはちょっと・・・ という方は、「TOEFL 3800 flashcards」で再度検索!cram.comquizlet.comなどが容易に見つかるでしょう。これらを活用すればよいのです。

単語力診断を受けるべし

実際にどれだけ単語を覚えることに時間を費やしても、本当に頭に入っているかを実地に試さなくては意味がありません。一番良いのは友人や家族に、単語帳からランダムに単語を選んで、その日本語訳を読み上げてもらい、自分がそれを英語で言えるかどうかチェックをしていくという方法でしょう。ただし、一人暮らしの学生には難しいかもしれません。こうした時にもweb上のサービスが役立ちます。Weblioというオンライン辞書サービスがありますが、そこでは無料で各種資格検定向けの単語力診断が可能です。また、「TOEFL vocabulary quiz」と試しに検索してみれば、英語圏の同様のサービスも無数にヒットします。その中では quiz-tree.com がクイズの種類も多く、使いやすいようです。自分の単語力、語彙力を常に客観的に測定していくことが、ボキャビルにおいては更なるモチベーション維持のためにも非常に重要です。

 過去問にトライすべし

せっかく語彙力、単語力を身に付けたのですから、過去問で試さない手はありません。本試験が最も望ましいのですが、$235という金額と4時間の長丁場を考えると・・・ ここはETSの出版しているOfficial Guideを購入して、実際にReading Sectionの過去問にトライしてみるべきです。それが最も確実な単語力診断と言えます。またパッセージ中の単語で意味を知らないものがあれば、必ず3800の単語帳と照らし合わせましょう。もしも掲載されていなければ、覚える順位は低い単語です。もしも掲載されていれば、自分の目指すスコアと単語ランク(14)を考慮の上、覚えるようにしましょう。

以上、基本的なボキャビル方法についてお話をさせて頂きました。TOEFLに限らず、単語はどれだけ知っても知り過ぎているということはありません。文法の知識やSpeakingの流暢性などにはおのずと限界がありますが、単語にはそれはありません。皆さんの母国語である日本語でも、未知の単語や表現はいくらでもあるのと同じことです。単語力、語彙力の増強にベストの方法はありません。常にベターが存在するだけです。後はそれをどれだけ追求していけるかです。

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