KEC外語学院ブログBlog

英会話学習者の為のパーティー体験レポート ~大阪編~

こんにちは。KEC外語学院の金子です。今回は今までとは少し趣を変えまして、私のパーティー体験レポートをシェアしたいと思います。といっても、同僚のアメリカ人講師の先生の企画、実施するパーティーへの参加なので、そこで使われるのは主に英語でした。日本語やスペイン語、ペルシャ語が飛び交うこともありました。このブログを読んでいる方は、おそらくほとんど英語・英会話を学習中であることと思います。そんな方々にとって、なにかしらの有益な tips を提供できればと思います。

まずは挨拶を

ちょうど去年の今頃(2017年の夏の終わり)、Caleb Parsons先生が企画、主催の大阪は心斎橋のクラフトバーガー店を借り切ってのパーティーがありました。そこで私は、日本人、メキシコ人、アメリカ人、ペルシャ人のゲストたちと知り合い、一緒にバーガーを食べ、ビールを飲むという、非常に楽しい時間を持つことができました。Caleb先生が色々なゲストを紹介してくれたので、色んな方と知り合うことができ、何人かの方とはその場でFacebookを通じて友達にもなりました。異文化交流パーティーの鉄則は、まずは笑顔であいさつせよ、ということです。ここで大事なことは ”When in Rome, do as the Romans do.” という諺を思い出すことです。具体的には、「どうも、こんばんは、カネコです」と日本語で切り出しながら握手をすることです。英語ではないですよ、日本語ですよ。ここは日本なので、挨拶はまず日本語で行ってください。もちろん、大使館主催のパーティーであれば、その国の言語を使うべきでしょうが、ここは日本ですし、相手が外国人だからといって、いきなり外国語で話す必要はありません。まずは日本語で話しかけてください。

パーティーというのは、人の集まりという意味です。場合によっては、ワイワイガヤガヤの集まりだったり、政治的な集まり=政党だったり、ドラゴンクエストで組むパーティーだったりします。何らかの目的を同じくする人の集まりなので、あいさつは非常にやりやすいはずです。現在、大絶賛上映中の映画『マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴー』の中で、ロージーがビルに ”You are at the party, but you are not in the party.” というセリフがありますが、パーティーに出たからには、人の輪の中に入っていきましょう。

世間話実践編

あいさつをすることで相手の日本語力がある程度は推察できるはずです。もしも自分の英語力と相手の日本語力を比較して、「ここは日本語でコミュニケーションを取った方がいいな」と思えば日本語を使うべきですし、「英語の方がお互いを理解しやすいな」と感じれば、英語を使うべきでしょう。色んな国の人が集まるパーティーだからこそ、双方にとってベストなコミュニケーション方法を模索すべきです。何でもかんでも英語を使おうと思うべきではありません。相手も、ひょっとしたら日本語を使ってみたくてパーティーに来ているのかもしれないのですから。

たいていの文化圏で無難とされる会話の始め方は、相手の仕事を尋ねることです。しかし、私がパーティーでよくやるのは、

”I am a teacher. I teach English. And you …”

と言ってしまうことです。日本語話者の多くは、会話の主導権を相手に取られて、畳みかけられるように質問されるとタジタジになってしまう人が多いようです。これは漏れ聞くところでも、私自身が実際に目にした経験からも言えることです。会話の主導権をまずは自分で握りに行く、これがパーティーの場での世間話の鉄則です。

相手が自分に乗って、

”Oh, I’m an IT guy. I develop programs.”

と言ってくれれば、パロッティングをしてみましょう。こんな具合です。

”Oh, you develop programs?”

これはパーティーの場だけではなく、普通の日常会話でも使えるテクニックです。私が実際に心斎橋のバーガー屋さんのパーティーでこの会話をした時には、

”Oh, you develop programs? What kind of programs do you develop?”

という具合に、質問を重ねていきました。

他にも、Caleb先生の自宅開催のホームパーティーでイラン人の方5名と一気に知り合う機会も、去年の冬にありました。そこではお互いにお互いの母国語を教え合う、非常にエキサイティングな機会がありました。いくつか教えてもらったペルシャ語で特に印象に残っているのは、「ありがとう」=「メルスィー」であるということです。これはフランス語と全く同じで、フランス語がペルシャ語に与えた影響の大きさを物語るものです。余談ですが、現在上映中の『判決、ふたつの希望』はレバノン映画の枠を大きく超えた傑作ですが、レバノン語にもかなりフランス語が入り込んでいるのに気が付きました。閑話休題。パーティーというのは基本的に楽しいものです。その中でも異文化交流ほど楽しいものはないと私は思っています。そして、異文化交流の最前線というのは、互いの言語を教え合うことです。ここでのホームパーティーの例で言えば、最初は

”Cheers!”

という掛け声で乾杯をしていたのですが、私がとある男性に「乾杯」という日本語を教えたところから、

「かんぱ~い!」

という声掛けでお互いのグラスを鳴らし合うようになりました。他にも料理の名前なども教え合って、両言語のチャンポンで話したりするのが、私の持ち技だったりします。これは、特に外国人が多く参加するパーティーでは、話を弾ませ場を盛り上げるテクニックとして非常に効果的なものです。機会があれば、是非皆さんにも使ってみてください。

単語やごく短いフレーズだけを他言語に置き換えてコミュニケーションをするというのは、インフォーマルなパーティーだからこそ出来ることでもあります。バーガーパーティーの時にメキシコ人と英語で話す機会もありましたが、

“I think this burger is numero uno!” = “I think this burger is number one!”

という、英語とスペイン語のチャンポンを教えてもらいました。別に

“I think this burger is イチバ~ン!

でも、

“I think this burger is the best!”

でも何でもよいのです。ここで強調したいのは、楽しいことは臆せずドンドンとアウトプットしましょう、ということです。スクールにいる時は100点満点を目指すべきでしょう。しかし、パーティーの場では60点で良いので、自分も相手も楽しむことを一番に考えるべきです。そして、楽しむためには積極的に話しかけること、そして相手の言語を積極的に学び、使ってやろうという姿勢を見せることです。それが、外国人がたくさんいるパーティーを最大限に楽しむコツです。これが実践できれば、あなたの語学力、英会話力の大幅アップは間違いなしです。勇気を出してお試しあれ。

People partying at a bar

この記事の筆者

金子 燦之Akiyuki Kaneko

[TOEFL iBT 104点, TOEIC 935点, 英検1級] 国際基督教大学教養学部人文科学科卒業。専攻は宗教学・東洋思想史。大学では4年間をキャンパス内にある寮で暮らし、多くの外国人留学生や帰国子女と交流した。東京の信販会社で海外業務を担当し、海外の関連会社との交渉・折衝・調整などの業務に従事。趣味は音楽鑑賞と映画鑑賞で、ロッド・スチュワートの歌なら全曲歌うことが可能。最近ではTaylor Swiftも好んで聴く。英語の映画の長セリフや英語の歌詞をListeningだけで全て暗記できるという特技を持つ。 カジュアルな表現だけではなくビジネス・アカデミック英語にも通じており、入門から中級レベル、TOEFL iBT講座まで幅広く担当している。

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