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梅雨と言えば、この花! 英語の単語の中に見る語源!

             日常に隠れている語源

季節のイメージと結びつく語源

こんにちは、自称、語源・町のお医者さん・水守です。関西では梅雨らしい薄曇りの日が続いています。梅雨に関連するニュースでは、画面に必ずと言ってもよいほど、紫陽花(あじさい)が登場してきます。

語源をやっていると、花に興味が湧いてくることがあります。紫陽花も正にそんな花のひとつです。英語名をご存知でしょうか、”hydrangea”。先頭の”hydr-”と梅雨=雨=水が結びつかれたでしょうか。水の化学式H2O(2を小さく出来なくて申し訳ございません)に登場する水素=hydrogenと根っこを同じくしています。

この”hydr-”に、『もうひとつの一押し接頭辞(5月8日)』で扱った”de-”を付けると、”dehydrate, dehydration”という語が生まれてきます。接頭辞”de-”は『離れて・下へ・完全に』でしたね。『dehydration=脱水症』と一対一で覚えようとする前に、『dehydration=水が離れていってしまうこと=だから脱水症か』と自分に”納得”させる、このワンクッションが安定した記憶、紫陽花の花を見た時に、文字としてではなくイメージとして浮かぶ記憶だと確信しています。

花にまつわる語源の話

今日は、花でお話をまとめてみましょう。季節を少し巻き戻して春先のアネモネへ。可憐な花も素敵ですが、長い毛を持ち風に舞う種子にも心が和みます。そのアネモネにmeterを付けた単語が、”anemometer”です。もう何を図る機械かお分かりですね。そうです、”風”を図る機械、風力計や風速計を意味します。遊び心で、hydr-と-meterを足して”hydrometer”なる単語を作ってみました。『なぜ、hydrmeterではなく、hydrometerなのですか?』などというお声も聞こえてきますが、『慣れ』と『発音』とお答えさせてください。さて、”hydrometer”なるものに心をときめかせて辞書を引いてみますと『液体比重計・浮きばかり』とのこと。いかなるものかは知識が及びませんが、単語として存在してくれていたことに、大いなる喜びを感じます。

では、花の名前を切っ掛けとして、関連する単語へと展開していってみましょう。辞書で意味を確認する前に、何か手がかりはないかチェックしてみてください。

hydroplane phenomenon, hydration,hydroelectric power plant, carbohydrate
thermometer, altimeter, diameter,dosimeter, pneumatometer, pulsimeter, seismometer

これらの語が、『電子辞書サーフィン』なるものの材料になりましたら幸せです。

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