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TOEFL iBT受験を目指している人が実践すべきスピーキングの勉強法其の参

A woman preparing for TOEFL Speaking Section

Happy 2018!! KEC外語学院の金子です。先月はTOEFL iBTのスピーキング・セクション攻略に向けての勉強法、特にIndependent Tasksについてお話ししました。今回は引き続き、Integrated Task(特にTask 4)への対策法について記事にしていきたいと思います。

スキルをフル活用せよ!

              さて、Task 4も統合問題です。Task 3と同じく、まずは読んで、それから聞いて、最後の話す、という流れです。しかし、ここで重要なのは、Task 4はリーディングパートの比重が、Task 3のそれよりも少し大きいということです。Task 3では満点を目指す場合を除いては、ほぼリスニングパートのサインポストの把握だけで、解答を構築することが可能です。しかし、Task 4はアカデミックな内容のパッセージを1パラグラフ分読み、さらに短めのアカデミック・レクチャーを聞き、スピーキングによって解答するという、本当の意味でのIntegrated Taskになっています。大学の講義のレジュメを読み、そして実際に講義を聴き、その講義内容を要約する、というのが求められる課題です。つまり、読む、聞く、話すの3技能が要求されるわけです。

では、より詳しく見ていきましょう。

Task 4の典型的な出題パターン

              Task 4の出題パターンの典型は以下のようなものです。

リーディング・パート

Cognitive Dissonance

Individuals sometimes experience a contradiction between their actions and their beliefs—between what they are doing and what they believe they should be doing. These contradictions can cause a kind of mental discomfort known as cognitive dissonance. People experiencing cognitive dissonance often do not want to change the way they are acting, so they resolve the contradictory situation in another way: they change their interpretation of the situation in a way that minimizes the contradiction between what they are doing and what they believe they should be doing.


             
ここでどのセンテンスに下線が引かれているのか、どの部分が太字になっているのか、またそれは何故か、というのが分からない人は、この記事のタイトルを常に意識せよを読んでみましょう。もう一つ、リーディング・パッセージの例を見てみましょう。

Social Interaction

People deal with each other every day. This interaction is at the heart of social life. The study of social interaction is concerned with the influence people have over one another’s behavior. People take each other into account in their daily behavior and in fact, the very presence of others can affect behavior. For example, one principle of social interaction, audience effects, suggests that individual’s work is affected by their knowledge that they are visible to others, that the presence of others tends to alter the way behave or perform an activity.


             
ここでも、どの部分にアンダーラインがあり、どの部分が太字になっているのかに注目してください。また For example が青字になっていることにも重要な意味があります。このあたりについての詳細を知りたい方は、ガイダンスにお申込みください。

              アカデミック・パッセージを読むにあたっては、ロジカルな読解力が必要です。特にTask 4では、アカデミック・レクチャーの露払いを務めるのが、このパッセージです。Task 3は、ほぼ間違いなく大学生活(キャンパスライフ)の話で、寮や食堂、スクールバス、補講授業のお知らせなど、予備知識がなくとも理解するのが容易なトピックばかりです。しかし、学術的な講義というのは、予備知識もしくは事前の心構え無しには、なかなか消化できるものではありません。例えば、経済学専攻の学生が哲学の教室に放り込まれて、『セイとハンが互いに対立しながらも統合することをシヨウという』などと聞かされてもチンプンカンプンでしょう。同じように、文学専攻の学生が物理学の教室に放り込まれて『物質がコウソクで移動すると、その長さが縮んだり、時間が遅れたりする』などと聞かされても、やはりチンプンカンプンでしょう。しかし文字ならば、それを読むことはできます。そして、重要な部分、ここではタイトルをメモ用紙に写すこともできます。何度も強調していますが、タイトルはパッセージまたはアーティクルが最も効率的な形に要約されたものです。それを常に念頭に置いていれば、リスニングで焦点を絞って聞くということができます。

              リスニング・パートでは、やはりサインポストに従ってメモを取ること(もしくはリテンション力に自信のある人限定で短期記憶すること)が求められます。以前と同じく、サインポストって何ですか?という人は、Listening Section攻略の回の授業見学にお越し頂ければと思います。

              さて、それでは設問のパターンについても見ていきましょう。まずは以下の二例をご覧ください。

Explain how the examples of tying shoes and learning to type demonstrate the principle of audience effects.

 

Preparation Time: 30 seconds

Response Time: 60 seconds

 

Using the example discussed by the professor, explain what cognitive dissonance is and how people often deal with it.

 

Preparation Time: 30 Seconds

Response Time: 60 Seconds

What is the topic for the lecture you are going to listen to?

 この2つの設問に共通するものは何でしょうか。それは、example(s)という単語です。ここから言えるのは、リーディング・パートではトピックが示され、リスニング・パートでは、そのトピックを説明/定義/補足するための例が挙げられる、ということです。したがって、Speaking SectionTask 4では、サインポストに注意を払うのは当然のこととして、どんな例が挙げられるのか、また、どんなフレーズで例が導入/紹介されてくるのか(For example, In many casesなど)を予期しておくことが極めて重要です。

              まとめましょう。Task 4の出題パターンは以下のようになると断言できます。

教授がレクチャーで挙げた例を用いて、トピックを説明しなさい。準備時間は30秒、解答時間は60秒です。

              このことが理解できていれば、対策の半分が終わったも同然と言えます。”Know thy enemy.”ですね。

Task 4の典型的な解答パターン

              ここではTask 4の典型的な解答パターンを挙げておきます。繰り返しになりますが、TOEFLのSpeaking Sectionはスラスラと英語を話せる人が高得点を取るわけではありません。設問に正しく答える人が、高得点を取るのです。典型的な解答は以下のように始まることが多いでしょう。

In the lecture, the professor was discussing トピック.

He / She gave an example / two examples of トピック.

One / The first example is ~.

The other / The second example is ~.

              例はたいていの場合は2つ挙げられますが、1つの場合もあります。このあたりは柔軟な対処が必要です。上の~の部分を埋めていく際に、サインポストに従って取ったメモが活きてきます。その詳しい方法については、ぜひ講座で実感頂きたいと思います。次回は、Speaking SectionのTask 5 の攻略方法について事例紹介をしていきたいと思います。

 

この記事の筆者

KEC外語学院8

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