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TOEFL iBTのスコアアップを目指す方にお勧めする3つの留意点(ライティング編)

  • 2017年01月25日
  • TOEFL

 こんにちは、TOEFL講座担当の金子です。少し遅い挨拶ですが、本年もよろしくお願い致します。

 さて、TOEFL iBT対策について連々とものして参りましたが、今回で4セクション全てに言及することになります。それでは早速、ライティング対策とその勉強法について見ていきましょう。

 書くとは?

 いきなり哲学的な問いを投げかけてしまい恐縮ですが、皆さんは「書く」ことは得意ですか?「書く」という行為、技能はどんなものなのか考えてみたことはありますか?

 よく我々は『言語を学ぶには四技能をバランスよく』と言ったりします。まさに2020年の入試改革に向けて、国は英語の4技能を評価するという方向に大転換しようとしています。つまり、読む、聞く、話す、書く、の4つということです。私はこの中では「書く」という行為が最も難しいものと考えております。何故か?それは、「書く」ことが最も使用される頻度の低い行為だからだと思います。例えば、とある休日、「今日は誰も話さなかったなあ」という日がたまにあるかもしれません。しかし、「今日は何も書かなかったなあ」と思うことはあるでしょうか?実際に何も書かない日があっても、このように感じることはあまり無いでしょう。なぜなら、書くことの方が話すことより圧倒的に少ないからです。例外は文筆を生業としておられる方々ぐらいでしょう。このブログをお読みの方でも、「学生の頃は、読書感想文を書くのが苦手だったなあ」という方が多いのではないでしょうか。または日記をつけようと志すも、三日坊主で終わってしまったり、などなど。このような意味で、「書く」という行為はかなり特殊なものだと言えるでしょう。

 タッチタイピングを練習すべし

 意外と難しいのが、このタッチタイピングです。現代はコンピュータスキルが必須の時代と言えますが、フリック入力などになれている世代だと、案外この部分に手こずってしまうかもしれません。TOEFLのライティングは、かなりたくさんの分量を書くことが求められます。特に2問目のIndependent Taskについては、最低でも300字を書かなければ、大幅減点は免れません。そして、TOEFL iBTは、全てPCの前でキーボードを操作して解答していくテストです。タイピングの練習はどれだけ行っても良いと言えます。

 話し言葉と書き言葉は別物

 母国語(日本語)でも書くのが苦手だ、という方であれば、TOEFL iBTのライティング対策は、まずは日本語で始めるべきでしょう。ここで意識をして頂きたいのは、『話し言葉と書き言葉は別物である』ということです。例えば年賀状には「謹んで新年の言祝ぎを申し上げます」と書くことがよくありますが、これを実際に口に出して言う人は少数派でしょう。新年のあいさつを口にする場合は「本年もどうぞよろしくお願いします」ぐらいに落ち着くはずです。

 TOEFL iBTのライティングにも、これと同じことが言えます。つまり、話し言葉をそのまま文字にして書くということは推奨されない、ということです。そのためにも、まずは書くという行為そのものに慣れるようにして頂きたいと思います。ちなみに英検も、2016年度の第一回より、2級、準1級、1級の英作文が、かなりTOEFL iBTを意識したものに改訂されています。

 書くという営為も色々なものにカテゴリ分けされます。日記やジャーナルを書くということもあれば、事実を伝える新聞記事のようなものもあります。TOEFLのように、アカデミックなスタイルで書くことが推奨されるものもあります。次回のエントリでは、この「アカデミックなスタイルで書く」という点について、いくつかの例を交えながら、もう少し掘り下げていきたいと思います。ご期待ください。

 

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